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口永良部島 再び噴火のもよう6月18日 12時36分
先月末に爆発的な噴火が発生した鹿児島県の口永良部島の新岳について、気象庁は「きょう午後0時すぎに噴火したもようだ」と発表しました。現在、気象庁で詳しい状況の確認を進めています。
気象庁によりますと、口永良部島の新岳では、噴火に伴う空気の振動である空振を観測したほか、噴火に伴うとみられる地震も観測されたということです。
気象庁の監視カメラでは、新岳付近には雲がかかっていて火口付近の様子を見ることはできませんが、気象庁は「きょう午後0時17分に噴火したもようだ」と発表し、状況の確認を進めています。
気象庁によりますと、噴煙の高さや噴煙の色はいずれも不明だということです。
口永良部島の新岳では先月29日にも爆発的な噴火が発生し、噴煙が火口から9000メートル以上の高さにまで上がり、すべての住民が島の外へ避難しています。
口永良部島には噴火警戒レベル5の噴火警報が発表されていて、気象庁は状況の確認を進めるとともに引き続き厳重な警戒を呼びかけています。
気象庁の監視カメラでは、新岳付近には雲がかかっていて火口付近の様子を見ることはできませんが、気象庁は「きょう午後0時17分に噴火したもようだ」と発表し、状況の確認を進めています。
気象庁によりますと、噴煙の高さや噴煙の色はいずれも不明だということです。
口永良部島の新岳では先月29日にも爆発的な噴火が発生し、噴煙が火口から9000メートル以上の高さにまで上がり、すべての住民が島の外へ避難しています。
口永良部島には噴火警戒レベル5の噴火警報が発表されていて、気象庁は状況の確認を進めるとともに引き続き厳重な警戒を呼びかけています。
これまでの経緯
口永良部島の新岳では先月29日に爆発的な噴火が発生し、噴煙が火口から9000メートル以上の高さまで上がって大きな噴石が火口周辺に飛散したほか、火砕流がほぼすべての方角に流れ下り、一部は海岸まで達しました。
このため、気象庁は口永良部島に最も高い噴火警戒レベル5の噴火警報を発表し、島の住民など130人余りが島外に避難しました。
その後、新たな噴火は発生していませんでしたが、火口からは白色の噴煙が上がり続け、火山性地震も観測されていたほか、放出される二酸化硫黄の量は今月6日の調査で1日当たり1200トンと、噴火直後から減ったものの多い状態が続いていました。
このため、火山噴火予知連絡会は「口永良部島の火山活動は活発な状態が続いていて、今後も先月と同じ程度の規模の大きな噴火が発生するおそれがあり、厳重な警戒が必要だ」という検討結果を示していました。
気象庁は引き続き口永良部島に噴火警戒レベル5の噴火警報を出して厳重な警戒を呼びかけていました。
このため、気象庁は口永良部島に最も高い噴火警戒レベル5の噴火警報を発表し、島の住民など130人余りが島外に避難しました。
その後、新たな噴火は発生していませんでしたが、火口からは白色の噴煙が上がり続け、火山性地震も観測されていたほか、放出される二酸化硫黄の量は今月6日の調査で1日当たり1200トンと、噴火直後から減ったものの多い状態が続いていました。
このため、火山噴火予知連絡会は「口永良部島の火山活動は活発な状態が続いていて、今後も先月と同じ程度の規模の大きな噴火が発生するおそれがあり、厳重な警戒が必要だ」という検討結果を示していました。
気象庁は引き続き口永良部島に噴火警戒レベル5の噴火警報を出して厳重な警戒を呼びかけていました。