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 京都市伏見区にある京都府立の児童福祉施設「桃山学園」内の障害児入所施設で4月、50代の男性職員が、小学4年の男児に「陰部をハサミで切る」などと脅した疑いがあるとして、施設を管理する府社会福祉事業団が市に通報していたことがわかった。

 市や事業団によると、4月20日朝、施設の共用スペースで、おねしょをした男児に対し、職員が「陰部を切る」という趣旨のことを言った後、ハサミを両手で開け閉めしながら近づいたのを、別の職員が気づき制止したという。同22日、面会に来た父親が男児の陰部に傷があるのを発見。「鋭い刃物状のものによる切り傷」と医療機関で診断された。施設は同28日に市に通報した。市は障害者虐待防止法に基づき調査。男性職員は脅迫したことや傷つけたことを否定し、「ハサミを手で動かす癖があるので動かしていただけだ」と話したという。市は今月11日に児童福祉法に基づいて施設の特別監査を実施した。