yasuokaの日記: 文部科学省が「諸外国におけるプログラミング教育に関する調査研究」報告書を非公開に 7
日記 by
yasuoka
文部科学省生涯学習政策局情報教育課は6月10日、「諸外国におけるプログラミング教育に関する調査研究」報告書をWWW公開した(ICT教育ニュース)が、本日(6月12日)これを非公開とした。同報告書は「はじめに」などの内容がかなりアレゲであり、内容について確認後、改めて掲載する予定とのこと。ちなみに、公開時の「はじめに」の第一文は、以下のとおり。
1942年、今日の電子計算機の原型の一つが、ペンシルバニア大学ムーアースクールのJ.P.エッカート、J.W.モークリーによって論文としてACM(Association for Computing Machinery)に発表され、1945年には弾道計算用の実用機ENIAC(Electronic Numerical Integrator and Computer)が開発された。
一瞥して間違いだらけであり、こういう文章の間違いに気づく人材を増やすことこそが、情報科学や人文科学での教育なのだ、と私(安岡孝一)個人は考えている。文部科学省は、ぜひ今後も、情報科学教育ならびに人文科学教育に邁進してほしい。
執筆者名をきちんと表示してあればいいけど、如何? (スコア:1)
通達や法令とは異なる学術資料的価値を持つ件の文書は執筆者名入っていないいわば無署名の典拠も示さないたわごと断片の寄せ集めだったのかなあ?
// 昨日の時点ではFirefox内蔵のpdf.jsで読み込み失敗だったので想像だけど。
まあいい。国立国会図書館に納本された後で批判するということもできよう。
Re:執筆者名をきちんと表示してあればいいけど、如何? (スコア:3)
Re:執筆者名をきちんと表示してあればいいけど、如何? (スコア:1)
ご丁寧にありがとうございます。
中央省庁の役人は外部にむやみに名前を出したがらないのかもしれないが、
出版するくらいの意気込みの調査資料だったら執筆担当者の名前を挙げて
もらいたいと思いますね。
// こちとら平成何年入省というローカル情報を知りたいわけじゃない。
内容について確認しておりますって (スコア:1)
え、中身見ないで載せてた?
Re: (スコア:0)
コの業界だと、納品のためだけの、中身を見られることのない仕様書が存在するとか…
どうせ中身を見られることはないからと適当に水増しした内容だったりするとか…
# これもそんな経緯で作られた報告書だったりしないかとちょっと気になってる
Re:内容について確認しておりますって (スコア:1)
文部科学省サイトでいったん削除された版をInternet Archiveでぱらぱらと
ページを繰って眺めましたが、ノンブルすら振っていない空白ページ多数。
でもページ数カウントはADD1されている。
こういう報告書を国家予算で作成する諸方面では
空白ページは「(このページは空白です)」と注記した上でノンブルとか、
ノンブルだけは振るとかしなくてもいいんでしたっけ?
// そんな取り決めはどこにもない?
文部科学省はITでなくICTの旗振り省庁の一味? (スコア:1)
オフトピです。
検索すると件数は僅差でITの方が多いのですが、
年度が新しいほどICTの方に振れている印象。
学校教育 ICT site:mext.go.jp -IT About 4,380 results (0.43 seconds)
学校教育 IT site:mext.go.jp -ICT About 4,850 results (0.43 seconds)
総務省とはこの件で好条件で折り合ったけど経済産業省とは物別れだった?