【大田聯合ニュース】中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染者が発生した韓国中部・大田市のテチョン病院に12日、全国で初めて軍の医療関係者が派遣された。
派遣されたのは国軍医務司令部に所属する医師3人、看護師20人ら計24人で、26日まで同病院で診療を手伝う。
一行は患者の現状や病院の電算システムなどについて説明を受け、同日午後から3交代勤務で隔離されている患者のケアに当たる予定だ。
病院側は「一部の医師と看護師が自宅に隔離されており、医療スタッフの疲労感が増している。病棟の隅で食事しなければならないほど忙しく、大変な状況だったが、軍の支援で質の高い診療が可能になりそうだ」と期待を寄せている。
同日午後2時現在、大田のMERS感染者は死者4人を含め21人となっている。