アラブ首長国連邦(UAE)との強化試合で韓国代表デビューをするものと期待されていたカン・スイル(27)=写真、済州ユナイテッドFC=が、5月に実施されたドーピング検査で陽性反応を示し、代表から外された。大韓サッカー協会は11日、「韓国プロサッカー連盟が5月に韓国ドーピング防止委員会(KADA)に依頼して実施したドーピング検査で、カン・スイルはAサンプルで陽性と判定され、代表から除外された」と明らかにした。大韓サッカー協会は10日午後、韓国プロサッカー連盟からドーピングの結果について連絡を受け、マレーシアに入国した李容秀(イ・ヨンス)技術委員長がこれをウリ・シュティーリケ監督に通知したという。このためカン・スイルはスタジアムに来ることができず、同日夜に飛行機で韓国に向かった。
カン・スイルのドーピング検査の結果、常時禁止薬物でステロイドの一種であるメチルテストステロンが検出されたことが明らかになった。カン・スイルはサンプル採取時に顔に発毛剤を一定期間塗っていたと報告、大韓サッカー協会には口ひげが生えないため塗ったと説明したという。
先月提出したAサンプルから陽性反応が出たカン・スイルは規定に基づき、19日までに韓国科学技術研究院(KIST)にBサンプルの追加分析を依頼することができる。Bサンプルでも陽性反応が出た場合、カン・スイルは7日以内に聴聞会の手続きを経て懲戒処分を受けることになる。国際サッカー連盟(FIFA)の規定上、ドーピングで陽性反応が出た選手はすぐに該当の協会が管理する全日程に参加できなくなる。カン・スイルは京畿道東豆川で働いていた在韓米軍所属の父と韓国人の母の間に生まれた多文化家庭(国際結婚家庭)出身の選手として話題を集めたが、韓国代表に選ばれて4日後に除外されることになった。