平井恵美
2015年6月12日12時07分
人をかえれば企業が派遣社員をずっと受け入れられるようにする労働者派遣法改正案の審議をめぐり、与野党が激しく対立、12日の国会は紛糾した。衆院厚生労働委員会で審議の終結を押し切ろうとする自民に対し、民主の議員が与党議員の委員室への入室を防ごうとするなど騒然となった。反発する民主、共産はほかの委員会の出席も見送った。
同委員会で民主と共産は、日本年金機構から約125万件の個人情報が流出した問題の徹底解明を最優先させることを主張していた。これに対し、自民、公明の両与党は、維新が提出した「同一労働・同一賃金」推進法案を修正して賛成することと引き換えに、派遣法改正案の審議終結と採決への協力を取り付けた。
民主、共産は反発。民主は委員会の開催を防ごうと約30人の議員が入り口でバリケードを作り、入室する与党議員や安倍晋三首相に「採決の強行はやめてください」「年金問題が先だ」と訴えた。
しかし、与党と維新は委員会を開催、民主と共産は欠席した。安全保障関連法案を審議する衆院の特別委員会でも、与党と維新が出席し、民主と共産は欠席するという事態になった。(平井恵美)
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