4Kテレビの出荷急増 韓国2社でシェア47%

【ソウル聯合ニュース】1~3月期の世界テレビ市場で、フルハイビジョンの約4倍の解像度を持つ4K対応の液晶テレビの出荷台数が前年同期比400%近く伸び、このうちサムスン電子とLG電子の韓国2社のシェアが47%だったことが9日、米調査会社IHSテクノロジーの調べで分かった。

 1~3月期はテレビ市場の閑散期にあたり、需要の停滞と新興市場の為替変動の影響でテレビ全体の出荷台数は前年同期に比べ2%のマイナスとなった。しかし、液晶テレビだけは約3%増加した。

 中でも4K対応テレビは約400%増の470万台を記録した。4Kテレビがテレビ全体に占める割合は9%だが、50型以上の大画面テレビでは4Kテレビが31%、60型以上では35%を占める。

 4Kテレビのメーカー別のシェアをみると、サムスン電子が32%で首位を守っている。同社が出荷するテレビのうち11%が4K対応製品だ。LG電子がシェア15%でサムスン電子を追っている。

 次いで、中国の海信集団(ハイセンス)、ソニー、中国の創維数碼(スカイワース)の順。

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