国際オリンピック委員会(IOC)が2018年平昌冬季五輪に新たに登場する種目を発表した。
IOCは8日(韓国時間)、スイス・ローザンヌの本部で執行委員会を開き、「スピードスケートのマススタート(男女)、アルペンスキー男女混成団体戦、スノーボードのビッグエア(男女)、カーリング混成種目の4種目を平昌五輪の新規種目に追加する一方、これまで五輪種目だったスノーボードのパラレル大回転(男女)種目を除外する案を最終的に承認した」と明らかにした。
IOCは五輪開幕の3年前に種目を追加あるいは除外できるようにする規定を設けている。これらの冬季スポーツを主管する各国際連盟は、今回の執行委員会前に新規五輪種目を推薦していた。AP通信は「最近冬季五輪の正式種目になったハーフパイプやスロープスタイルなどの種目のように、若い観客を引きつけようというIOCの意図があるようだ」と分析している。細部種目4種目が追加され、1種目が除外されたことで、平昌五輪では冬季五輪史上初めて金メダル数が100個を上回る見通しだ。昨年のソチ五輪では金メダルが98個だった。
マススタート(Mass Start)が五輪種目になったのは、韓国にとってうれしいニュースだ。韓国スピードスケート長距離界のスター選手、李承勲(イ・スンフン、27)=大韓航空=が2014-15年シーズンに初めて導入されたマススタート・ワールドカップ(W杯)シリーズで総合ポイント450点を出し、初代優勝者になったからだ。1位3回(第1・3・5レース)、2位1回(第4レース)、3位1回(第2レース)だった。W杯シリーズ総合2位のアンドレア・ジョバンニ(286点)=イタリア=に大差を付けての総合優勝だった。マススタートとは、複数の選手がショートトラックのように同時にスタートし、指定されたレーンなしに一緒に16周(6400メートル)を競い順位を決める種目だ。国際スケート連盟(ISU)はスピードスケートのショートトラック要素を加味したマススタートが五輪で新たな見どころを作るものと期待している。
カーリング混成種目も韓国のメダル獲得が有力な戦略種目と言える。カーリングは氷に慣れることが重要なので、自国開催のメリットが大きく作用する可能性がある。特に、韓国女子は世界選手権でベスト4(2012年・14年)を達成しており、ソチ五輪でも初勝利を挙げるなど、予想外の善戦をした。カーリング混成種目とは、1チーム4人の従来のカーリングとは違い、男女各1人、合計2人が出場する。1エンドあたり投げるストーンは6個で、従来のカーリングより2つ少ない。世界カーリング連盟(WCF)が10年のバンクーバー五輪での導入を推進したものの、「ルールにまだなじみがない」という理由で正式種目にならなかったが、今回の決定により平昌五輪で日の目を見ることになった。
スノーボードのビッグエア(Big Air)はジャンプ台から飛び上がり、ジャンプ・回転・着地・飛距離などの技術を競う種目で、見ている側も痛快な気分が味わえる「エクストリーム・スポーツ(extreme sports)」の一つだ。国際スキー連盟(FIS)の主管により毎年冬にW杯が開催されている。09年には韓国でアジア初の「LGスノーボードFISビッグエアW杯」が開催された。