安保法案:今国会での成立、断念を…村山・河野氏が会見

毎日新聞 2015年06月09日 20時08分(最終更新 06月09日 20時49分)

安倍首相が発表する予定の戦後70年談話について意見を述べる村山富市元首相(右)と河野洋平元衆院議長=東京都千代田区で2015年6月9日、望月亮一撮影
安倍首相が発表する予定の戦後70年談話について意見を述べる村山富市元首相(右)と河野洋平元衆院議長=東京都千代田区で2015年6月9日、望月亮一撮影

 村山富市元首相と河野洋平元衆院議長が9日、東京都千代田区の日本記者クラブで記者会見し、集団的自衛権行使の容認を含む安全保障関連法案について「憲法9条では解釈できない」などとして、両氏とも今国会での成立を断念すべきだとの考えを示した。安倍晋三首相が夏に発表する戦後70年談話については、戦後50年の「村山談話」や慰安婦問題を巡る「河野談話」など歴代内閣の歴史認識を引き継ぐよう改めて求めた。

 衆院憲法審査会で参考人の憲法学者3人が安保関連法案を「違憲」と指摘したことについて、村山氏は「国会にも内閣にも憲法を順守する義務がある。本当に(憲法を)守れるのか、という議論をもっとすべきだ」と注文を付けた。河野氏は、昨年12月の衆院選で「安保法制の問題で民意が反映されているとは到底思えない」と指摘した。【前田洋平】

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