学会のイメージに似つかわしくない可愛らしいポスターイラストが一部の生物系研究者界隈で話題になっている。
うわああああああ、こ、こ、これはぁぁぁぁぁぁぁぁあ( ゚∀゚)o彡゚ pic.twitter.com/KJLH9RCOzr
— あ (@chk373) 2015, 6月 8
RNA2016 sugoi .... https://t.co/5OdQeNQaJb
— meso_cacase (@meso_cacase) June 8, 2015
衝撃のRNA2016(今の今まで、ポスターについては何も知らなかった)
— Hiroshi M. SASAKI (@popeetheclown) June 8, 2015
このイラストは『グッドモーニング・コール』『グッドモーニング・キス』の作者として知られる高須賀由枝先生が、2016年に京都で開催される学術集会RNA2016のために描かれたものだ。
高須賀先生とRNA学会の出会い
なぜ少女漫画家が学術集会のポスターイラストを手がけたのか、その経緯についてはRNA学会のホームページに載っている。
− ところで、なぜ「グッドモーニング・キス」を描かれるにあたり、堀先生を取材されることになったのですか?
堀:ヒロインの彼氏が、理系の化学系の大学院に進学しているという設定なんで、取材をさせて下さいってことで。そういう申し入れで、大学の広報に連絡されたのですよね?
高須賀:そうですね。(「グッドモーニング・キス」の)担当さんが、大学の広報に連絡したみたいです。それで、どこかの研究室を紹介して下さいとお願いして、ご紹介頂いたのが堀先生だったんですよ。
− 学会といえば、昨年のRNA学会(松山)に参加されていかがでしたか?
高須賀:学会というものはもっと固いところだと思っていましたが、そんな雰囲気ではなくて、私の漫画にすごく合っていると思いました。発表されている内容は全然分かりませんでしたけどね(笑)。これは神の啓示です。ベストマッチ!
懇親会でRNA学会の方々とご挨拶させて頂いたのですが、その場で軽く「RNA 2016 Kyotoのポスター依頼していいですか?」と言われて、「私でよければ~」ってお話はしたのですが、後日、ほんとに依頼メールを頂いてびっくりでした。
漫画家さんや作家さんが取材として研究室を訪問すると言う話は時々聞くが、学会のイラストをお願いするほど縁が続くと言うのは驚きだ。
終わりに
恥ずかしながらこの話題で初めて『グッドモーニング・コール』という作品を知った。これも何かの縁なので読んでみようかと思う。
- 作者: 高須賀由枝
- メディア: Kindle版
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PS.「RNAとはなんぞや?知りたい!」という人がいましたら簡単な説明を追記します。
PS2.
ちなみに、RNA2016のフライヤー(手ぬぐいハンカチ)は私が担当しております(๑•̀ㅂ•́)و✧” https://t.co/kqlwFW95Hv
— ucchy (@ucchy_v3) June 8, 2015