東邦ガス環境写真展
2015年6月17日〜23日
ラシック
社会電源落ちオーバーラン、あわや重大事故 名鉄岐南駅岐阜県岐南町の名鉄名古屋本線岐南駅で3日朝、電車の進路を切り替えるポイントが動かなくなったトラブルで、名鉄は同日、電車が停車する直前に車両内部の電源が落ちたことでブレーキが利かず、信号が赤のままホームを通過してポイントを破損したことが原因だったと発表した。運転士が非常ブレーキをかけたが、約300メートルオーバーランした。名鉄では走行中の車両停電は過去に例がなく、担当者は「一歩間違えば重大事故になっていた」と説明。中部運輸局も人身事故につながる恐れがあったとして、職員2人を派遣した。 名古屋本線は新木曽川−名鉄岐阜間を中心に計101本が運休、40本が最大2時間45分遅れ約5万5千人に影響した。乗客乗員約100人にけがはなかった。 名鉄によると、午前7時半ごろ、名鉄岐阜発須ケ口行き上り普通電車(2両編成)が停車する直前、電源が落ちた。運転士は非常ブレーキをかけたが、電車はホームの停止位置から約130メートル先のポイントを通過。駅の信号が停車を示す赤だったため、閉じていたポイントをねじ曲げて進み、その先の踏切を過ぎて止まった。踏切の警報は鳴っていたが、遮断機が完全に下りていなかった。付近に歩行者はおらず、通過待ちの車もなかった。 運転士が手動で電源を入れ直すと作動したため、5分後に運転を再開した。 このトラブルで、名鉄は約2時間にわたって後続の電車の運転を見合わせた。ポイントの切り替えができなくなり、本線から電車を上りホームに引き込めず、岐南駅の上り電車の利用を終日休止した。 名鉄は社内規定で、ポイントでは安全性や乗り心地から時速35キロ以下に速度を落とすことになっているが、40〜50キロで通過していた。名鉄運転保安部は「時速65キロまでは安全な設計になっており、脱線の可能性はなかった」としている。 電車は1992年製で、5月28日の車両検査や3日朝の出発前の点検でも異常はなかった。名鉄は、電気機器の回線の不具合や接触不良が原因とみて調べている。 (中日新聞)
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