自分が生まれた時から存在するものは、過去もずっと同じであったと人間は思いがちだ。
ある程度マトモにニュースを見聞きしている人なら薄々感じてると思うが、現状は薄氷の上を歩くが如く、危うい状態にある。
一億総火の玉だみたいに全員が怒髪天を衝く勢いでヘイトが頂点に達することで、サナギがイナズマに変わるわけじゃなくて、
ちょっとツッパったら開戦しちゃったとか、治安維持のつもりで居座ったら味をしめて次に行こうとしたとか、
戦争ってのは、そう特殊なことじゃないし、わりと簡単に日常生活の延長線上に起こりうる。
さて、現在の緊迫した状況を理解しておくことは、個人にとっても悪いことじゃない。
それを理解した上で、どう行動するかは、それぞれの信念によると思う。
朝鮮民主主義人民共和国、つまり北朝鮮は、ごく最近生まれた。
1910年に日本が李氏朝鮮を併合したことで、一度朝鮮半島の国家は消滅している。
大きなポイントだ。覚えておいて欲しい。「朝鮮半島全体」が日本の支配下にあった。
1945年に第二次世界大戦で日本が敗北して、北緯38度線の北をソビエトが、南をアメリカが占領した。
アメリカ合衆国とソビエト連邦の都合で、38度線が引かれて両超大国の支配が始まった。
北のソビエトが「金日成」の「朝鮮民主主義人民共和国」を、
1948年の事だ。
筋金入りの抗日パルチザン活動家で、その流れでソ連軍の一員として行動している。
そして、ソ連当局の支援を受けて、北朝鮮の指導者としての地位を確立した。
つまり、スターリン批判とは、ソ連と中国の関係悪化を意味した。
ソ連は崩壊する過程で中国との関係を悪化させ、代わりに中国はアメリカとの関係を改善した。
ソ連の多大な支援を受けて指導者の地位を確立したキム・イルソンは、
元々は中国共産党の人で、スターリンの独裁政権の思想に非常に近い。
つまり、中国共産党でスターリンの独裁政権型のまま、スターリン批判を行うソ連とは断絶した。
言ってみれば北朝鮮とは、正当なスターリン型ソ連の落とし子であり、中国共産党のシンパである。
李承晩(イ・スンマン)は、基本的には過激なプロテスタントだ。
筋金入りのエリートで、ハーバードで修士を、プリンストンで政治学博士号を取得している。
そして、アメリカ当局の支援を受けて、大韓民国の初代大統領となった。
イ・スンマンは、大韓帝国から日本を守り、独立を維持できるようにアメリカに派遣されたのだ。
しかし、これはうまくいかず、イ・スンマンはアメリカで学ぶことになった。(成績は良く無かったようだが)
彼は一貫して、アメリカの援助を受けて韓国独立を考えていた。(これは彼がアメリカ軍政を容認していたことにも繋がる)
元々韓国の独立維持を考えていた知識人で、アメリカでのロビー活動も心得ていた。
言ってみれば、韓国とは、独立建国を叫び続けてアメリカに容認された、悲願の国である。
キム・イルソンがスターリンや毛沢東に周到に根回しし、北朝鮮が、韓国に奇襲を掛ける形で進軍を開始した。
大韓民国軍は総崩れとなり、イ・スンマンは亡命政府を山口県に置くことすら考えていた。
ただ、急に3日間の進軍停止が起きたり、釜山の攻略に手間取るなど、チグハグな行動を起こす。
結果、兵站の維持が困難になり、国連軍による反抗で北朝鮮は敗走、逆に首都まで攻め込まれる。
その後、ソ連経由で中国が北朝鮮に派兵し、国連軍を押し返し、何度かせめぎ合いがあり、38度線で硬直する。
事実上、ソ連(中国)とアメリカとの代理戦争だったこともあり、もはや第3次世界大戦まで秒読みの段階だった。
ただ、マッカーサーが暴走した結果として軍から追放されたこと、スターリンが死去したことで、状況が大きく動いた。
3年に及ぶ戦争はやっと休戦し、一旦の決着を見せた。(休戦なので、未だ戦争は終わっていない)
朝鮮戦争後も、キム・イルソン率いる北朝鮮は社会主義国家からの支援を受け、基本的に韓国よりも常に優位に立っていた。
簡単にいえば、地理的にも近い位置にあるソ連と中国の強力なバックアップがあるので、アメリカ頼みの韓国よりも国力で優っていた。
つまり、キム・イルソンが中国共産党出身であり、ソ連にも大きなコネがあることが全ての力の源泉だった。
そして、キム・イルソンが死去し、金正日(キム・ジョンイル)が後を継ぐ事になる。
スターリン率いるソ連の後ろ盾を持っていた軍事国家としての鋳型はそのままに、キム・イルソンというコネクションを失い、孤立する。
人は飢えれば、どんなことでもする。
人民元が流通し、資本主義による市場が起こっていると、「予想されて」いる。
そして、そのキム・イルソンも死去し、金 正恩(キム・ジョンウン)が国家を継いだ。
売り家と唐様で書く三代目と良く言われるが、親の遺産はその子供まではなんとか保っても、孫の代には残らない事が多い。
北朝鮮は、いままさに三代目だ。いつ崩壊してもおかしくはない。良く保っていると言える。
朝鮮戦争は、未だ終結していない。
その朝鮮戦争は、第二次世界大戦でソ連とアメリカが朝鮮半島を取り分を巡って38度線で割ったせいで発生し、
代理戦争としてはまれに見る規模で地上戦が展開され、冷戦時代には相当の緊張を強い、ソ連の崩壊でバランスが崩れた。
ただ、真の独立をずっと願っているし、南北統一を夢見てもいる。
日本は、運良く経済的に成功を収め、アメリカからはある程度独立して意思表示が行えるようになっている。
(運良くだとは思うが)戦争をしないと憲法に書き込まれ、これまでなんとかそれを保ってきた。
ただ、8月に遠くに思い出すようになった戦争は、ほんの隣の国では継続中なのが現実だ。
韓国とアメリカは軍事的な同盟を結んでいるし、日本もアメリカとは事実上の軍事同盟を結んでいる。
そして、北朝鮮が発作的に何かを始めた場合、まず間違いなく最初に韓国が標的になる。
「軍靴の音が聞こえる」等とのんきなことを言えるのは、「平和」があると思い込んでいるからだ。
38度線の非武装中立地帯の北にも南にも、軍隊が常に靴を鳴らして警戒している。
軍靴の音が「聞こえなくなった」と感じ始めていることが、真の危機だ。
目を逸らしても、北朝鮮はまだそこにいる。
いや、北朝鮮の脅威は昔からなんだが。 どうするか?ってどうするの?韓国守るために日本の自衛隊は血を流せ? これだけ嫌韓の国が血を流すの?
亀でスマンが、元増田だけどな、 「韓国 米国 外交」とか「韓国 中国 外交」とか「米国 北朝鮮」とか「北朝鮮 粛清」とか「北朝鮮 人事」とかで、期間指定でググってみ ここ...