ネット・IT6社の売上比較。年商No.1はアップル、成長率トップは?

NewsPicks編集部
企業・業界分析プラットフォームの「SPEEDA」では、アナリストが業界レポートを提供している。SPEEDA総研では、マーケットに大きな影響を与えるトレンドやニュースをアナリストがピックアップし、...
この記事に登場するユーザー
時系列データで横比較をすることは分析の基礎。AppleやGoogleなどネット・IT大手はPicksでよく出てくるが、ニュース一つ一つでは、売上の推移や比較は出てこない。今回は、基礎情報として改めて振り返って見た。
各社の売上推移、四半期と通期の違いから見える特徴、2000億ドルや1000億ドルという規模感、Appleの主要製品のプロダクトサイクルなど。基礎情報ではあるが、その背景なども考えながら読んで見たり、今後この情報を頭の片隅に入れながらニュースを読むと、理解や想像に一層つながると思う。
人気 PICKER
アップルのここ10年の成長率は常軌を逸しているが、成長こそしていないものの年間売上500〜1000億ドルで推移し続けているIBMもすごい。こうして比較するといかにFacebookのビジネスインパクトがまだまだ小さいかがよく分かる。売上規模を上げたいならやっぱり「モノ」からは避けられないのだろうな。
長期トレンドは各プレイヤーの過去からの趨勢がわかるのでとても有益な情報。IBM・MSなどの伝統的なB向け企業から、Apple・Google・AmazonのようなC向け企業に主役が取って代わったのはここ5年くらいなんですね。
アップルは売上2000億ドル企業とのこと。スイスやインドの国家予算(歳入)なみ。そういう国家規模の企業をゼロから生み出す起業家を輩出するアメリカの風土に改めて感心。
売上規模で見ると、在庫を抱えながらモノを売る企業が上位にきている。次回の純利益と言うところでこのランキングがどのように変化していくか楽しみ。
「ハードとソフトで売るもの違うんだから利益が見たいーー!」とフラストレーションをためながら読んでいたら、記事の最後で次回が利益比較とのこと 笑
折角ROEとかも盛り上がっているので、デュポン分解で比較してくれると面白いと思います。あと時価総額も。前回はコメントを受けて深堀りしていたので、どのくらい反映れるか楽しみにしています♪
面白いですね。Googleがちょっと意外でありながら、今色々と必死にやって壁を乗り越えようとしている意味が少し分かるような気がしました。

たぶん、この記事の趣旨とズレると思うのですが、Appleの売上推移に製品別販売台数グラフを組み合わせるみたいに、時系列データに経済・技術イベント(Internetの隆盛やITバブル、リーマンショックとか)やM&Aイベントを(言葉だけで良いので)付記して推移を見ると、また面白いものが見えるかもしれませんね。また、逆に衰退したBlackBerryも推移を載せるとか、Amazonと対比させる意味合いで書籍販売企業の推移も載せるとか。
 Appleの項目を見るとiPhoneがここに来てまた伸びていますが、その分順調に推移していたipadの台数が伸び悩んでいますね。6,6plusで画面サイズが大きくなってきたことで両者の堺が曖昧になったことを意味しているのかと思います。
 ハードの売上比率が少ないGoogleやFacebookが他社に比べると安定していたりと興味深く読ませていただきました。
現状、マイクロソフト/アマゾン/IBMの売上がほぼ同じというのが興味深い。アマゾン以外の2社は近いうちにグーグルに抜かれるだろうけど。
SPEEDAからのデータを使った売上の時系列比較。こういったことが簡単に瞬時にできるのがSPEEDAの強みですね。単なる事実の抽出、比較であっても、日々の活動のなかで忘れがちなことを思い出させてくれる。

Appleについては、まあ言わずもがななのだが、個人的には、MSとAmazonの堅調な売上成長が印象的。MSはあれだけ90年代00年代にビジネス環境的に厳しい状況に直面しつつも、結局はしっかりと成長路線を維持できているのが素晴らしい。やはり基本的な事業構造の足腰の強さを感じる。Amazonはもはやオンライン書籍販売の枠を大きく超えた存在だが、B2C e-commerceに対する市場からの強い期待とプレッシャーのなかで成長し、さらにAWSのようなB2Bクラウドサービス事業も新たに立ち上げてしまうという離れ業まで成し遂げた。驚異的というほかない。

IBMも売上が近年漸減傾向にはあるものの、やはりIT業界の巨人はまだまだ存在感あるなという印象。しかも、ここ20年でIBMは、ハードウェア事業をほぼすべて切り離し、サービス・ソリューション事業に大きく事業転換している。この規模の事業体の大胆な事業構造変化にもかかわらず、いまだに業界トップクラスの位置を占めていることを賞賛したい。