日本はよい部品を作る技術では追随を許さないが、よいシステムを作る技術は貧弱である。
携帯電話、手術ロボット、半導体製造装置、医療機器、モーションキャプチュアなど日本が海外のシェアを失ってしまった製品群も、部品だけは日本製が多い。しかし部品の価値が全体の価格に占める割合は急速に減ってきているから、日本の企業の利益は薄くなる一方である。
日本人は職人が好きである。「匠の技」に日本人は弱い。かつて農民は「水吞み百姓」と蔑まれたが、職人にはそのような蔑称はない。繫がることには目もくれず自分の技だけで生きる一本気の職人(例えば幸田露伴の「五重塔」の主人公)は日本人のロールモデルであった。日本人の好きな「ものづくり」という言葉にはそのような職人の体臭が付きまとう。
戦前の日本軍は兵器をシステムとして編成装備する発想が全くなかった。例えば火砲については移動手段、操作の容易さ、他の兵器との連携使用などはほとんど考慮されていない。単体としての火力の強さだけしか考えていない。
中略
日本軍の精神主義の弊害を人々は批判するが、筆者にはシステム思考が欠けていた罪の方がむしろ重いように思われる。
よく言われることだが、日本人は情緒や感情に動かされて意思決定をすることが多い。これも実はシステム思考の弱さと関係している。ものごとをその背後にある大きなシステムの枠で捉えるよりも、特定の個人や組織に起こった具体的な事実の方に関心が向くのである。
例えば「この人(達)がこんなひどい目にあった。だから……」と。事象を理解するひとつの方法であろうが、ムードに流される危険もあるし、別のケースに遭遇したとき百八十度意見を変えてしまうことにもなりかねない。
このたび、『世界を動かす技術思考』(講談社ブルーバックス)を上梓したが、日本人のシステム思考の弱さを突きつめていくと日本文化論に行きつくことがわかった。これは興味深いテーマである。
日本がシステム化の技術力を身につけるには、日本的なシステム化の方策を探ることが必要であろう。「七人の侍」で描かれたシステム構築のプロセスは、それへのヒントになるかもしれない。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/43526
そもそもシステムとは戦略であるということを分かっていないから
「戦略」がなくてもうまくいってたからじゃんw(^o^)
言葉の通じない異民族との接触がほとんどなかったからね、、、
老害のシステム理解が遅いから
考えてないから。
もしくは頭が悪いから
アーキテクチャー、コンセプト、フィロソフィー
これに相当する、適当な日本が元々ない、日本人には無理
バージョンアップ、デフォルトも日本人には無い概念
要は自分はアイデアは無いが、調整型のオッサンが先頭に立って
チマチマ改善していくのしか、日本人は出来ないんだよ
大体、客からして、自分で何をやりたいかははっきりしないし
業者に、提案書を作らせるのが仕事でしょ
歴史的に一神教が根付かなかったのも大きいと思う。
だから物事を体系的に捉えられない。
>>9
ここに一票
なんか違いがあるよね、大局観の持ち方
>>9
その発想はなかったが、なんとなくわかるような気がする。
結果に出る理由の一部の様な。
システムが悪いから技術で補おうしてるのだよ。
良質な鉄鉱石が採れないから冶金学が発達したようなもんだ。
もし日本がシステムを作る能力に長けていたら、生産技術は発達する動機が存在しないからものづくりは下手だったはず。
頭のいい怠け者がいないから
>>46
ほんとこれ
まぁ、分かる。
日本人は目的ベースで動くから、横の繋がりやら職人技、人の手、etc...
あの手この手で上手くやろうとする。
新幹線も人の手あってこそだろ。
アメリカのように「サルでもできる」ようにはシステム構築できない。
終身雇用も崩壊、自分から動こうとしないのが増えてくると弱いわな。
まあ箸を使う日本人は、何かと手先は器用だからね。
それゆえ抽象的思考に弱い。
つまり見えるものしか考えられない。
神学や哲学がベースの欧米はいわば巨大な詐欺師だよ。
その当った結果がノーベル賞。
しかし日本にはそれに対抗する哲学も思考法もない。
まあ、アホ東大あるかぎり、現状は変わらんだろwww
>>49
メタファー思考は下手だね、日本人
隠喩って直喩と違って、教養(リベラル・アーツ)力が必須
これが弱い
欧米はこれが強いわ~
ハード信仰ソフト軽視をずっと続けてきたからやろな
ジャップは物への執着を強くする教育をしてきて形として見えないソフトの重要性が分からんかったんやろ
>>117
その前提としての「人への執着」があるからね
なんにしても執着が先に立つようでは、組織論なんて無理よ
ジャップは形のない物には価値を与えないから
目先は見えても大局が見えない民族だってこと
昔の話なら貧乏だったから
今の話なら無能だから
日本人ってそんなに頭よくない。
頭良かったらとっくに日本語が世界語になってる。
世界語とまでいかなくともフランス語やスペイン語並みに世界に広まって
いただろう。
「よいシステムを作ろう」なんて思ってないんだよ、そもそも。
>>56
最大限融通の利くシステムとか作っちゃうんだよな
スリム化合理化の逆いく
日本のシステム開発の組織は、殆どがCMMIでレベル1だな。
そもそもプロセス成熟度に関心を持つ奴が少ない。
時代の流れについていけない低い知能の世代が、新たな芽が出ないようデフレを続けてきたから。
旧態依然が今も支配する日本。
文系のクズが紛れ込んでくるからだろw
こいつらマジで社会のゴミw
日本の経営陣は下々の者に気を使うような性格じゃないからだろ
そしてそんな連中に使われる側も経営陣の価値観に沿ってモノを作るからだ
底辺の職業、IT土方の待遇を見ればよく分かる
キアイとかコンジョーとかがあれば何でもできるという宗教的思想があるからですよ。
たいして仕事をしなくてもミンナと同じことさえしていれば評価されるというのも面白い思想ですね。
夏のボン踊りなどもそれを体現しています。コリアの儒教と同じで、日本もこういう非合理的な発想に絡めとられて
国際的な不利益、もしくは太平洋戦争のような国家存亡の危機を迎えることがありますね。
文系がトップだから
システム設計もプログラムも出来ないITゼネコンがシステムを受注して下請けに
丸投げするから
出る杭は叩く国民性だからじゃね
Googleみたいにぽっと出でいきなり世界的企業になるような会社なんて
日本からは戦後一つも生まれてないじゃん
>>134
みんな足を引っ張るし、目立つ奴は叩くからね。
民族性だからしょうがない。
足の引っ張り合いばかりしている。
突出したアイデアは嫌われる。
先端技術を研究させない使わせないゴミみたいな人種の国だから
やろうとするとすぐに叩かれる
団塊のせい
そもそもものづくりが上手いというのが妄想だろ
ショーウィンドウで発展させてもらってただけだぞ
ソ連がなくなった途端に失われた20年に突入したしな
手先が器用で、精度の高い部品をコツコツつくる技術は、日本だけじゃなくて、世界中にある。日本独自のものではない。
日本人はものづくりじゃなくて、’売れるような製品をアレンジ’する事がうまかった。
ベースにある製品技術があって、それを改良して、客のニーズに合う商品を開発する技術が長けてた。
なぜ、よいシステムが作れないかというと、システム開発は改良技術ではないから。
もうひとつ追加すると、日本の経営者は、システムを商品だと思っていない。
単なる製品の付属品だと思ってる。
だから、開発に時間と金をかけない。
システム作りが苦手というよりは
日本のIT業界の慣習や制度が良くないんじゃないかな
それを直せば上手くいくようになる可能性もあると思う。
人月とか時間売ってるからだろ。いいものができるわけが無い。
技術もない口先だけの馬鹿の仕切り屋がリーダーやるから
ろくなものできないんだよ
どこの会社にもいるだろノータリン
これが原因です
システムを作らされてる人らの給料が安いから
優秀な人間がシステム構築に関わろうとしない
ITと技術者を軽視する文化だから、出来上がるシステムがクソなのは当然
環境が悪いから誰もSIやらなくなって
無能文系がSIやってるんですよ、日本は
アメリカ人の想像力は凄いなぁ
UnixがあってゼロックスがあってMacが生まれてWin95が登場して
WinNTがデスクトップを支配してNextStepがiOSへ進化して
LinuxがAndroidへ変化して
その間に日本は何をしてたのw
保守的で新しい事考えるのがヘタクソなんだろ
島国根性ってやつだよ
創造性がないから 応用が利かないから ただそれに尽きるわ
日本人は応用力はあるが発想力はない
日本人には世界標準にする能力がないのではなく、意志が足りないのだろう。
日本国内だけで小さく満足してしまう。
i-modeしかり。
今求められているのは、信長のような世界征服の意志かもな。
モノづくりという独りよがりに逃げ込んで現実を直視しない臆病者
というのが日本人の真の姿だよ。
元スレ:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/bizplus/1433141895/