フィードフォースが明日の企業コミュニケーションを全力で考えるブログ
2015年5月11日、ついにこの時が来ました、Instagram広告日本進出。
まだ1つもInstagram広告のスクショを手に入れられていません。
どうも、インスタグラムネイティブですが出遅れている中澤です。
広告掲出後18時間で約3万4000人の新規フォロワーを獲得した、2014年3月17日時点で広告を見たユーザーの5%以上が「いいね!」をする、などの脅威の結果が出ているinstagram広告。
そんなInstagram広告がついに日本に上陸しました!!
(米国では2013年11月Instagram広告(instagram ads)導入を開始、日本は8番目の導入国となるそうです。)
数か月後、Instagram広告の運用任せられることになっちゃった!なんてことがあるかもしれないので、日本に進出したこの機会に、Instagram広告についてひと通り復習してみませんか?
「よし、この機会にインスタ広告についてまとめて整理しておこう。」
略して「イン告整理。」、行ってみましょう!!
目次
レッツゴー!!!
実際にタイムラインに出てきたらこんな感じ。
特徴を軽くまとめると、
・インフィード広告
・当たり前ですがフォローされてない人にも配信される
・右上に広告と表示される
・広告のところを押すとフィードバックできる(非表示にもできる)
・ユーザーの写真は広告には使用しない
・Facebookや親会社の持つユーザーID情報を駆使してユーザーに関心のある広告を出すよう配慮する
・外部に誘導するリンクはない
おおよそこのような感じです!
★参考:日本国内のInstagram利用において、広告の表示を徐々に開始-INSTAGRAM NEWS
★参考:A Look at Ads on Instagram-INSTAGRAM NEWS
非表示の仕方など、詳しくはマキタニ・ドット・コムさんの記事にて紹介されていますので、こちらでは割愛させていただきます。
が、やはりさすがFacebook傘下ですね!広告への慎重な姿勢は変わらないです!
日本に今のところ進出しているのは上記のInstagram広告ですが、Instagramにはもうすでに本国アメリカではリリースされている広告があと2種類存在しています。それもこの機会に見ておきましょう!
・ディズニーのInstagram動画広告
★Adweek Magazine-https://www.youtube.com/watch?v=48MNuesTRbg
なんと動画広告もあるんですよ!
特徴を軽くまとめると、
・10秒ほどの動画
・非表示にするなどのフィードバックがおそらく可能
・Facebookの持つユーザーID情報を駆使してユーザーに関心のある広告を出すよう配慮
・Instagramの動画広告はターゲットを年齢、性別、国で絞れることができるらしい
★参考:Instagram’s Video Ads Are Finally Live, and Here Are 4 From Major Brands-adweek
日本のCMは15秒と相性が良かったりするので、CM広告を運用していらっしゃる企業様は相性良いかもしれないですね!
どんどん行きます、あい、次っっ!!!
・Instagramカルーセル広告紹介
★First Look: Brand Carousel Ads Begin to Rollout with Showtime
カルーセル広告の特徴を軽くまとめると、
・4枚の写真を投稿可能(3枚も可能?)
・コメント記載は4枚それぞれに記載できるわけではない
・表示されると「Swipe to see more」と表示される
・4枚目までスワイプすると外部に誘導できるリンクが出現する(1枚目でもリンク出せる?)
・2,3,4枚目でも縦へのスクロールが可能
・非表示にするなどのフィードバックがおそらく可能
・Facebookの持つユーザーID情報を駆使してユーザーに関心のある広告を出すよう配慮
※3枚でも良いのか、1枚目でもリンクが出せるのか?などはおそらく国によって仕様が違うようです。推論ですが。
実際にユーザーのタイムラインに出た様子。
oldnavy
McDonalds
AirBnB
Facebookのマルチプロダクトアドもカルーセルと呼び名を変えましたが、実はInstagramで既にその名を使っており、カルーセルで合わせたんですね!
カルーセルというと僕はあの人が浮かんでしまいますが。
そんなことはさておき、日本にはまだ進出していない広告が2種類あるんです!おそらく進出は時間の問題かと思われます!この機会に復習しておいてくださいね!
まぁ、でもそろそろこんな声が聞こえてきそうですね。
「分かった。復習はできた。広告の種類まだあるんだね。覚えておくよ。けどさ、広告出稿できなければ覚える必要もないじゃないか。どうすればInstagram広告を出稿できるんだよ。」
はい。そうですよね。次で説明いたします。
そう、アナタがどれだけInstagram広告を運用しよう!と決意しても、できません。どれだけ上司を説得しようとも、できません。
そう、すべてはinstagramのCEOであるKevin Systrom次第なのです。
・
・
・
・
えー、話を通常運転に戻しまして、Instagramヘルプセンターには以下のような記述があります。
広告パートナーとInstagramコミュニティに適した操作感が得られるように、広告にはゆっくりと時間をかけています。広告パートナーを増やす準備が整いましたら、お知らせします。
だそうです。
「待て!」の状態ですね。
なので今はじっくり時を待つか、Kevin Systrom氏と接触し直談判し賄賂を渡してみるか、くらいしかないです。
日本ではチキンラーメン・土屋鞄・ランコムの3企業が広告を運用開始しているようですが、正直理由がよくわからないです。どういう経緯だったんでしょうかね。気になる。
というわけで、私はInstagramからお声がかかるのを待ちます。
いつか選ばれるその時まで、ひたすら待ちます。
いつか「俺、Instagramの広告運用やってる!」って自慢できるその時まで、待ちます。
I will wait for the invitation of advertising investment from Instagram forever.
Instagram広告について整理できましたでしょうか!
少しでも頭の整理のお役に立てていれば幸いです!
いやぁ広告業界はどんどん新しい動きが出てきて、最高に楽しいですね!
さて、Instagramが発表した広告のあり方は「Instagramに溶け込みユーザに不快感を与えない努力」という少し抽象的で観念的なものです。
ですので、広告のクリエイティブ(主に写真)は非常に高いクオリティを求められるでしょう。では、クオリティの高い、Instagramに溶け込む写真とはいったいどんなものなのでしょうか。
最後にネイティブインスタグラマーである私から皆様へプレゼントをお渡しし、お別れしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
クオリティの高い、Instagramに溶け込む写真とはいったいどんなものなのか?という問いのヒントになるであろうアカウントをご紹介差し上げます。
★フォロワー数 1million越えの個人写真家のアカウント★
フォロワーが1millionを越えている写真家さんは世界にごまんと居ません!
是非こちらの方々のinstagramギャラリーを覗いてみてください!
度肝を抜かれるクオリティの写真の数々の中に、おそらく上記の問いに答えられるヒントが隠れていると思います!
それでは!