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半年間の書籍売り上げ 「火花」など上位に
6月1日 4時47分

半年間の書籍売り上げ 「火花」など上位に
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この半年間の書籍のベストセラーが1日に発表され、お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんが書き下ろし、話題となっている小説「火花」などが上位にランクインしました。
これは、出版物の取り次ぎをしている日本出版販売、通称「日販」が、去年12月から半年間の本の売り上げをまとめたものです。
それによりますと、最も売れた本は、フランス人の暮らしから日常生活を心から楽しむ方法を紹介した、ジェニファー・L・スコットさんの「フランス人は10着しか服を持たない」で、20代から60代まで幅広い年代の女性から人気を集め、これまでの発行部数は61万部に達しています。
2位は、お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんが、芸人の世界を舞台に書いた純文学小説「火花」で、単行本の発売前から話題を集めたほか、三島由紀夫賞の候補になるなど高い評価を得ていて、これまでの発行部数は39万部です。お笑いタレントの書いた書籍が10位以内に入るのは、平成20年上半期で1位だった、田村裕さんの「ホームレス中学生」以来、7年ぶりです。
このほか上位には実用書やビジネス本などがランクインし、4月に本屋大賞を受賞した上橋菜穂子さんの小説、「鹿の王」は7位でした。
日販によりますと、近年は健康法などを扱う本が中高年の女性に支持され、上位に入る傾向があったということですが、今回は、文芸作品やノンフィクションなども含め、バラエティーに富んだ書籍がランクインしているということです。

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