倒産・動向記事
| 2015/06/01(月) | 建築工事、不動産仲介 続報 株式会社ASS 再生手続き廃止、破産手続き開始決定受ける 負債63億2669万円 |
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「愛知」 既報、2014年12月26日に名古屋地裁へ民事再生法の適用を申請した(株)ASS(資本金1億2128万500円、西尾市城崎町4-26、代表高木礼治氏)は、4月28日に再生手続き廃止決定を受け、5月29日に破産手続き開始決定を受けた。
破産管財人は服部一郎弁護士(名古屋市中区丸の内3-5-10、服部一郎法律事務所、電話052-990-6333)。財産状況報告集会期日は10月7日午前10時。
当社は、2001年(平成13年)4月創業、2002年(平成14年)7月に法人改組した建築工事業者。アパート・一般住宅などの建築工事を主体に不動産仲介・管理なども手がけていた。主力の建築工事については地元資産家等からの元請が主体で、2×4工法を用いた一般アパートのほか、近年はサービス付き高齢者向け賃貸住宅の割合が高くなり、介護等のサービス部分は関係会社に外注していた。また、アパートオーナーに対する不動産管理業務(家賃の集金管理・退去時補修業務・消防設備や貯水槽の点検・清掃消毒業務・鍵交換・引っ越し紹介サービスなど)のほか、大手賃貸仲介業者の加盟店として不動産賃貸・仲介事業なども手がけ、2013年5月期の年売上高は約35億3500万円を計上していた。
しかし、運転資金を含め外部資金依存度が高く、従前から財務内容に課題を抱え、厳しい運営を強いられていた。施工物件の引き渡し代金がすぐに借入金の返済に充てられる状況が続き、工事の進捗状況次第で資金繰りが厳しくなることが懸念されていた。建設収入の大幅な落ち込みもあって、2014年5月期の年売上高は約13億7400万円までダウン、約8億4400万円の最終赤字に転落し、資金繰りの悪化により先行きの見通しが立たなくなっていた。そのため、民事再生法のもとで再建を目指したが、再生計画案作成の見込みがないとの判断から、今回の措置となった。
負債は約63億2669万円。