【ソウル聯合ニュース】昨年韓国を訪問した外国人のうち、中東地域から訪れた人が最も多くの費用を使い、日本人が最も少なかったことが28日、分かった。
韓国文化観光研究院によると、昨年韓国を訪問した外国人1万2002人を対象にアンケート調査を実施した結果、韓国で使った1人当たりの金額が最も多い地域は中東で、3056ドル(約37万6000円)だった。最も人気の高い品目は衣類(62.9%、複数回答)だった。
中国人は2094.5ドルで2位。人気の高い品目は香水・化粧品(84.4%)だった。
一方、日本人は999.1ドルで最も少なかった。最も多く購入した品目は食料品(66.5%)だった。
昨年韓国を訪れた外国人が韓国で使った1人当たりの金額は1605.5ドルで前年比42.7ドル減少した。
文化観光研究院関係者は中東からの訪問者の支出が最も多いのは、整形や美容、健康、治療などの目的での訪問が多いためと説明。その上で、「中東地域の国を対象に医療観光博覧会を開催するなど、観光客を誘致するためのマーケティングを積極的に展開する必要がある」とコメントした。