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血液サラサラ薬、認知症を予防? 国循など臨床試験

 国立循環器病研究センターなどの研究グループは26日、血液の流れをよくする薬が、認知機能の低下を防ぐ効果があるかを調べる臨床試験(治験)を始めたと発表した。11病院が参加し、認知症に進むことがある「軽度認知障害」(MCI)の治療薬としての適応拡大をめざしている。

 MCIの人は推計で約400万人。現在、根本的な治療薬はない。

 治験を始めた薬は、脳梗塞(こうそく)の予防などに使われる「シロスタゾール」。これまでの研究で、認知機能の低下を遅らせる可能性が示されている。シロスタゾールで血管の壁が軟らかくなり、脳にたまった老廃物を排出しやすくなるためと考えられている。

(福宮智代)
(朝日新聞 2015年5月27日掲載)

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