今年の成長率を3%に下方修正 韓国政府系シンクタンク

【世宗聯合ニュース】政府系シンクタンクの韓国開発研究院(KDI)は20日発表した報告書で、今年の韓国国内総生産(GDP)成長率の見通しを3.5%から3.0%に下方修正した。KDIは昨年12月に今年の成長率を3.5%と予測しており、約5カ月にして0.5ポイント引き下げた。

 特に、構造改革政策が目に見える成果を出せず、通貨・財政政策の効果が十分に表れない場合、成長率が2%台後半に落ち込む可能性が高いと警鐘を鳴らした。通貨政策をより積極的に運用する必要性を提起した一方、財政政策については、四半期別の成長率の伸びを踏まえるとこれ以上の対応は控えるべきだと指摘した。

 今年の四半期別の成長率(前年同期比)については、1~3月期が2.4%、4~6月期が2.8%、7~9月期が2.9%、10~12月期が3.6%と、次第に伸びると予測した。

 今年の民間消費増加率は昨年の1.8%を上回る2.3%を記録すると見込んだ。設備投資は低金利や投資費用の下落を追い風に5.1%増えると予測。建設投資の増加率も昨年(1.0%)を大幅に上回る2.9%と見込んだ。

 不振が続く輸出については、主な輸出相手国の成長の鈍りや円安に伴う競争力低下などが影響し、今年は1.1%の増加にとどまると見込んだ。ただ、輸入の減少などにより経常収支は1100億ドル(約13兆3000億円)の大幅黒字を予想した。

 一方、来年の成長率は今年よりも0.1ポイント高い3.1%と見通した。

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