テコンドーの世界選手権で女子韓国代表が総合優勝した。
19日(韓国時間)、ロシアのチェリャビンスクで閉幕したテコンドー世界選手権で、金メダルを3つ取った女子韓国代表は56点を獲得、台湾(41点・金1、銀1、銅1)やトルコ(40点・金1、銀1、銅1)を抑え優勝した。世界選手権は金メダル7点、銀メダル5点、銅メダル3点、1勝1点として点数を合計し総合順位を付ける。
女子韓国代表は世界大会の経験がない選手がほとんどだということで、開幕前は苦戦が予想された。しかし、49キログラム級のハ・ミナ=慶熙大学=が「想定外の金メダル」を取りムードを盛り上げ、さらに53キロ級のイム・グムビョル=全南体育高校=と73キロ級のオ・ヘリ=春川市庁=も金メダルを手にした。テコンドー韓国女子は2009年のコペンハーゲン世界選手権で中国に総合優勝を奪われたが、その後の3大会は連続優勝している。
一方、男子韓国代表は過去最悪の成績だった。男子54キロ級のキム・テフン=東亜大学=が大会2連覇を達成、唯一の金メダルを取った。68キロ級のシン・ドンユン=韓国体育大学=は銅メダルだった。
韓国は金メダル1、銅メダル1の42点で、イラン(65点・金3、銅1)、ロシア(50点・銀2、銅3)、ウズベキスタン(43点・金1、銀2)を下回り、過去最低順位の4位に終わった。