起業・会社設立時のバックオフィス最新情報

thumbnail

2015.02.18

【増加するフリーランス】日本のフリーランスの近況と将来

By 株式会社BEC

 昨今、フリーランスで働いている人が増えていると言われています。インターネットが普及し、シェアオフィスが増加し、クラウドソーシングも活況と言われている現在は、フリーランスが増加するのに十分な市場環境と言えるかもしれません。今回は、日本のフリーランスの近況と将来について、説明します。



フリーランスとは

 フリーランスとは、特定の企業や団体、組織に所属せず、社会的に独立している個人事業主、及び個人企業法人を指します。また、このような形態で事業を行う人達を、フリーランサーと言います。企業に勤めるのではなく、個人で仕事をするフリーランサーに職種は問われません。どのような職種であっても、組織に属さない個人事業主・企業法人であれば、“フリーランス”と呼ばれるのです。従って、ライターやデザイナー、コンサルタントや営業まで、様々な職種でフリーランサーが存在します。



日本におけるフリーランサー

 日本のフリーランスの労働人口は、全体の労働人口の実に40名に1名の割合だと言われています。これに対し、アメリカでは4名に1名の割合でフリーランスとして働いている人がいます。日本国内のフリーランスの割合は、まだまだ少なく、今後拡大の余地があるといえるでしょう。



フリーランスの新形態、個人事業主2.0

 フリーランサーにもいくつかの分類ができ、Webやクラウドを使いこなす層が増えてきているのも事実です。2014年3月に発表された野村総合研究所のレポートでは、WEBやクラウドを使いこなし、新しい働き方をしている個人事業主のことを「個人事業主2.0」と名付け、これらの個人事業主2.0が日本国内に既に72万人存在していると述べています。


彼らは、ソーシャルやEC、クラウド会計、クラウドPOS、クラウドソーシングなどのWebサービスを1つでも利用していることが抽出条件です。旧来からの個人事業主(個人事業主1.0)の年商と比較しても、個人事業主2.0の平均年商は1554万円にのぼり、個人事業主1.0の年商が1178万円であることに比較しても売上が高く、増収傾向にあります。今後も、個人事業主2.0の規模は、拡大が見込まれています。



これからのフリーランスに不可欠なクラウドサービス

 フリーランスも、Webを通して様々なリソースを活用するリテラシーが不可欠になってきています。アメリカに比べて、中小企業のクラウドシフトが遅れているとされている日本ですが、いくつかの代表的なクラウドソーシング・クラウドファンディング企業が生まれてきています。クラウドソーシングとしてはLancers、Crowdworks、クラウドファンディングとしては、Campfire、Music securitiesなどが国内の主要事業者であると言えるでしょう。現在も、様々なクラウド事業者が生まれてきており、今後はさらに同様の事業者が増加することが予測されています。



日本のフリーランスの将来

 フリーランス先進国であるアメリカでは、Tower Lane Consultingの調査(主要企業採用担当者260名を対象とする)で、実に88%の企業から何らかの形でフリーランスを活用しているという回答を得ています。今後、日本でも企業がフリーランスを活用するケースが増加する可能性があります。活用する企業側も、フリーランサーの側も、デジタルネイティブである平成元年生まれ以降の世代が主力を担う時代がくるからです。旧来の働き方に捕われない世代が企業に増えてくることによって、今後もっとフリーランスの活用機会が増加することが想像されます。


 このことからも、日本のフリーランサーは、将来的にもまだまだ増加が見込まれると言えるでしょう。フリーランス市場が活況となる時に備え、個人事業主2.0として、Webやクラウドに対するリテラシーや知識を高めることも、今後のフリーランサーにとっては1つの重要なポイントだと言えるでしょう。




【 記事提供者 】Gozal編集部

 Gozal編集部は、起業家や経営者に役立つコンテンツを日々調査、レポートしています。おすすめのサービスや、貴重なインタビューなどを配信していきます。


Gozal

インターネット上で弁護士、税理士、会計士などの専門家に無料相談と業務発注が行えるクラウドソーシングサービスです。


Gozalメディア

起業家や経営者に役立つコンテンツを配信するメディアサイトです。毎日、多様なカテゴリのコンテンツを配信しています。


Gozal Q&A

士業に無料で質問ができるQ&Aサイトです。税金や法律などの悩みや課題をどしどし投稿してください。