スターバックス、Spotifyを音楽パートナーにする大型提携発表
スタバの音楽もストリーミングにシフト。
スターバックスとSpotifyが、複数年にわたる大型提携を発表しました。The Vergeによると、米国などのスターバックスで流れる音楽がSpotifyベースになるとともに、Spotify Premiumに登録するとスターバックスのポイントがもらえるなど、お互いがこれまで築いてきたものを活用しあう形になるようです。
具体的には、全米に7000店舗あるスターバックス直営店の店員15万人にSpotify Premiumの無料アカウントと専用ツールが与えられ、彼らが店舗で流すプレイリストを変えられるようになります。このプレイリストは、スターバックスの店舗外でもスターバックスのモバイルアプリ経由でSpotifyから聞けるようになります。
一方、Spotify Premiumユーザーはスターバックスのロイヤリティプログラム「My Starbucks Rewards」のポイント(スター)がもらえるようになるとのことですが、Spotifyを何ヵ月分使ったらスターバックスの何ポイントに相当するのかといった詳細はまだ不明です。ちなみにスターバックスのポイントが外部の商品やサービス利用でもらえるのはこれが初めてです。他にもSpotifyアプリの中にスターバックスセクションができたり、スターバックスにSpotifyの販促ツールが置かれたり、相互にプロモーションをしていきます。
この提携は今年秋から段階的に始まり、その後カナダとイギリスでも広げられます。ただ、日本や他の国にも及ぶのかどうかは今のところわかりません。
スターバックスでは音楽も店舗体験の一部として力を入れていて、1994年に音楽専門チームを立ち上げて独自のコンピレーションCDを制作するなどしてきました。その同社が今年、店内でのCD販売を終了することを発表したのは記憶に新しいです。そして今回のSpotifyとの提携は、彼らの音楽プラットフォームの軸足が物理メディアからストリーミングにシフトすることを強く印象づけるものになっています。
(miho)
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