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「休刊しますよ」〜パソコン雑誌、最後のメッセージ〜 地球上に存在する種の99%は絶滅してきた。万物は滅びさる運命。秩序は無秩序に屈服する。しかし、人間には言葉という不死の魂がある。終わり良ければ全て良し。終わり悪ければ、全て悪い、、、というわけで、パソコン雑誌の辞世の句、「休刊のお知らせ」に焦点を当ててみた。行間に眠る、編集者の断末魔を聞け。 |
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投稿プログラムを掲載するというスタイルで活動していた「PiO」。お知らせによると、休刊後には「I/O」に統合。「ごめんなさい!」と謝っているニワトリのイラストが、早過ぎる終焉の無念さを物語っている。 |
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「休刊」ではなく「終刊」と呼ぶあたり、自ら退路を断った思い切りの良さ。「HC」シリーズは、かなりマイナーな印象があるが、ハンドヘルドコンピュータの草分けとして記憶されるだろう。このあたりから、「Oh!」系の休刊が相次ぐ。 |
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横山やすしと岡田有希子で有名な東芝のパソピアシリーズ。だが非情にも、パソコン界はNEC、富士通、シャープの三国時代に入ろうとしていた。 雑誌は3年半で生涯を終える。 |
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最後の「いつまでも、いつまでも 光輝いていることを祈ってます」は熱い思いが込められた名文。泣ける。 |
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ファミコンディスクのコピー方法など、アングラに徹したこの雑誌も、 編集後記では神妙だ。「Hacker精神」の再起は果たせたのだろうか。 |
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突然の休刊によって、5年間の歴史に幕を閉じる。最後の「心からお詫びを申し上げたい」が悲しみを物語っている。 |
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「休刊」ではなく「刊行形態変更」と言うあたり、潔くないというか、言葉のマジック。それにしても、1992年までMSX界を盛り上げ続けた業績は賞賛に値する。この不屈の精神が、「MSXマガジン永久保存版」として結実する。 |
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コンピュータ業界の楽しさを伝えた画期的な雑誌として記憶されているが、 LAOXの「ザ・コンピュータ館」が、この雑誌と連動していた事実なんて、とっくに忘れていた。 |
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エロゲー路線と同人ソフト路線を確立した同誌も、108ページという超極薄状態で最後を迎える。ちなみに、最終号の付録は「ファーランドストーリー伝記 アーク王の遠征体験版(98用)」と「牙龍王 秘伝書」という5インチフロッピー。3.5インチ版はまだ認可されてなかったため、希望者は別途400円切手で申し込みする必要があった。 |
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美少女路線とエロゲー路線の間で揺れ動いた本誌も、「テクノポリス」と同じく3月号で休刊。当時、PC-9801の独占状態だったパソコン市場は、DOS/Vパソコンのブレークによって、大変革を迎えていた。そして、Windowsの登場で、DOS時代が終りを告げる。 |
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ホビーパソコンの黄金郷、「X68000」。超スペックを誇ったハードウェアは3年間のブランクで勢いを失い、残る燃料はユーザーの熱き魂。それを具現化したような雑誌がこの「Oh!X」だ。マニア向けにふさわしく、編集者もマニア。ライバルのAT互換機については「愛情を持つユーザーが生まれるはずがない」と手厳しい。雑誌はWin95の登場とほぼ同時に休刊した(この後、数回ほど別冊が復活)。 なお、この記事の向かいのページに掲載されていたのは 満開製作所の広告漫画「 満開の電子ちゃん」。 漫画の内容は登場キャラが休刊に驚くというタイムリーなものになっている。 |
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古き良きプログラム入力雑誌。衰退の激しいパソコン雑誌業界で21年持ちこたえたのは奇跡に等しい。数多くのプログラマを育てたという実績は計り知れない。 |
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パソコン界の一大転換期となったのが、国民機からPC/AT互換機へのシフト。 Windowsで役目を終えつつも、 標準パソコンの代名詞として「ドスプイ」は残り続けた。 オーバークロックに神経と身銭をすり減らしたマニアは今いずこ。 |
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突出したセンスで時代を先取りし続けたパソコンゲーム雑誌、「ログイン」がついに27年目にして、休刊。 最終号は歴代編集者・ライター・漫画家(約40名)からのコメント、各ゲームメーカーからのコメント、雑誌の遍歴紹介、ヤマログの復活など、永久保存版にふさわしい充実した内容だった。現在、ログインはログインウェブマガジン として、WEB媒体にて活動中。さらに「紙のログイン(仮)」というムックが年内に発売予定とのこと。 |
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歴史の中に消えていったパソコン雑誌達よ、素敵な思い出をありがとう。 |