米上院議員「残忍な北朝鮮政権に追加制裁を」

外交委東アジア・太平洋小委員長

 米国連邦議会上院外交委員会で東アジア・太平洋小委員会の委員長を務めるコーリー・ガードナー上院議員(共和党、コロラド州)は13日(現地時間)「人権侵害国で国際規範を無視してきた北朝鮮の政権が、ついには高級幹部を対空砲で処刑したという。こんな残忍な政権に対しては追加制裁をすべき」と語った。

 ガードナー議員は13日、上院本会議で「北朝鮮の好戦性や人権侵害に対応する米国の政策は、事実上皆無だ。バラク・オバマ政権は北朝鮮政策を転換すべき」という趣旨の主張を行った。

 ガードナー議員は「オバマ政権は、追加の金融制裁や地域の同盟国との軍事協力強化を通じ、北朝鮮の政権に対して、より強力な圧迫を直ちに加えるべき。また、北朝鮮に対し影響力を有している中国との、より積極的な外交に乗り出すべき」と提言した。さらにガードナー議員は、北朝鮮が主張する潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)実験の成功をめぐっても「もし事実であれば、安全保障理事会の決議違反。北朝鮮が核開発や軍事的挑発を直ちに中止し、人権尊重のための信頼に値する措置を取った場合にのみ、米国は北朝鮮との交渉に乗り出すべき」と語った。

イム・ミンヒョク記者
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