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企業物価指数 2年1か月ぶり下落に5月15日 10時57分
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企業の間で取り引きされるモノの価格の動きを示す先月の企業物価指数は、原油価格の下落の影響が続いていることから、前の年の同じ月を2.1%下回り、2年1か月ぶりに下落に転じました。
日銀の発表によりますと、先月の企業物価指数は平成22年の平均を100とした指数で、103.6となり、前の年の同じ月と比べて2.1%低下しました。
企業物価指数が下落するのは、平成25年3月以来、2年1か月ぶりです。これは、消費税率の引き上げから1年がたち、統計の上では増税の影響がなくなったことに加えて、原油価格の下落の影響でガソリンや灯油などの石油・石炭製品や、原油から精製される化学製品などの価格が下がっているためです。
また、全体の814の品目のうち、値下がりした品目は356、値上がりした品目は330で、4か月続けて値下がりした品目のほうが多くなっています。
日銀は「依然として原油安の影響が続いているが、原油価格自体はことし1月に底を打っているので、徐々に物価にも反映されるものとみて、今後の動向を注視したい」と話しています。
企業物価指数が下落するのは、平成25年3月以来、2年1か月ぶりです。これは、消費税率の引き上げから1年がたち、統計の上では増税の影響がなくなったことに加えて、原油価格の下落の影響でガソリンや灯油などの石油・石炭製品や、原油から精製される化学製品などの価格が下がっているためです。
また、全体の814の品目のうち、値下がりした品目は356、値上がりした品目は330で、4か月続けて値下がりした品目のほうが多くなっています。
日銀は「依然として原油安の影響が続いているが、原油価格自体はことし1月に底を打っているので、徐々に物価にも反映されるものとみて、今後の動向を注視したい」と話しています。