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精度の限界に挑む職人芸!清水建設の3Dプリンター活用術

2015/05/13

清水建設本社にある模型室には、石こうの粉末を固めて造形するタイプの3Dプリンターで製作した寺院やビル、構造模型などの建築模型が展示されている。手すりや外装材のテクスチャーなど、厚さや太さが1mm以下の精巧な部材も多い。石こうでは難しいとされていた高精度の模型は、同社の“職人芸”があって初めて実現したものだった。

 清水建設は2012年の新本社ビルへの移転を機に、石こうの粉末を固めてつくるタイプの3Dプリンター「ZPrinter 650」(米国3D Systems)を導入した。造形時には、部材の各部分に着色できる機能も付いている。

 通常、石こうの粉末を固めて造形するこのタイプの3Dプリンターでつくることができる模型の最小部材厚は2mm程度といわれている。しかし、同社の模型室に展示された建築模型は太さ1mm以下の繊細な部材まで、3Dプリンターを使って造形されている。

清水建設が3Dプリンターでつくった日枝神社楼門計画の模型(写真:家入龍太)
清水建設が3Dプリンターでつくった日枝神社楼門計画の模型(写真:家入龍太)

穴八幡鼓楼の模型。手すりや屋根部材など繊細な部材も石こうで造形した(写真:清水建設)
穴八幡鼓楼の模型。手すりや屋根部材など繊細な部材も石こうで造形した(写真:清水建設)

石こうでつくった模型とは思えないディテール

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家入 龍太ケンプラッツ

読者のコメント (1 件)  ※[ログイン]すると全文表示、投稿・投票ができます

世界で最初に3Dプリンターを考案し、特許を取得したのは日本人の小玉秀男さん。しかし、彼の回りの人間(名古屋市工業研究所)がその可能性を認めなかったことから、日本では発展せず、アメリカに先を越された。非常に残念である。

( 2015/05/13 09:05 )

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