【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の水中発射実験を行ったことを受け、韓国政府が国連安全保障理事会などを通じた対応を検討していることが11日、分かった。
政府当局者は同日、聯合ニュースの取材に対し、「これまでの安保理の対北朝鮮決議が弾道ミサイルと関連するすべての活動を禁止しているため、今回の試験発射も基本的には安保理決議違反と言っても差し支えないと思われる」とした上で、「これに関連した外交的対応の有無を綿密に検討している」と明らかにした。
北朝鮮がSLBMを実戦配備する段階に至れば、韓国にとって大きな脅威となる。そのため、政府は情報分析や評価を行い、米国など関連国との協議を経て、外交的な対応を行う可能性がある。
韓国政府と与党セヌリ党が同日開催した緊急安保対策協議では、セヌリ党から対応能力を強化し、国連をはじめとする国際社会と協力すべきとの声が上がった。
また、国連安全保障理事会は28日に北朝鮮制裁委員会から報告を受け、北朝鮮の違反や関連国の履行内容などを協議することが分かった。同会議はもともと予定されていたものだが、北朝鮮が発射実験を行ったことについて、どのような協議が行われるのかに注目が集まっている。
ただ、韓国政府が公式に問題提起するかどうかは、北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議再開に対する影響などを考慮し、総合的に判断されるものとみられる。