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ピカソ作品 史上最高の約215億円で落札5月12日 11時36分
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20世紀を代表するスペインの画家、パブロ・ピカソの作品「アルジェの女たち」が、アメリカ・ニューヨークで競売にかけられ、美術品としては史上最高額とされる1億7900万ドル余り、日本円でおよそ215億円で落札されました。
落札されたのはピカソが1955年に描いた「アルジェの女たち」で、ニューヨークの大手競売会社「クリスティーズ」で11日、競売にかけられました。その結果、1億7936万5000ドル、日本円でおよそ215億円で落札されました。
クリスティーズによりますと、競売で落札された美術品としては、おととし11月に1億4200万ドル余りで落札された現代絵画の巨匠と称される画家フランシス・ベーコンの作品を上回り、史上最高額だということです。
「アルジェの女たち」は、19世紀のフランスの画家・ドラクロワの作品に刺激を受けたピカソが描いた油絵で、今回競売にかけられたのは、15作あるシリーズのうちの1つです。競売では、激しい入札のやり取りが繰り広げられ、落札額が決まると会場からは大きな歓声が上がっていました。
この日は、20世紀に活躍したスイスの彫刻家アルベルト・ジャコメッティのブロンズ像も1億4128万5000ドル、日本円でおよそ169億円と、彫刻としては史上最高額で落札されました。
クリスティーズによりますと、競売で落札された美術品としては、おととし11月に1億4200万ドル余りで落札された現代絵画の巨匠と称される画家フランシス・ベーコンの作品を上回り、史上最高額だということです。
「アルジェの女たち」は、19世紀のフランスの画家・ドラクロワの作品に刺激を受けたピカソが描いた油絵で、今回競売にかけられたのは、15作あるシリーズのうちの1つです。競売では、激しい入札のやり取りが繰り広げられ、落札額が決まると会場からは大きな歓声が上がっていました。
この日は、20世紀に活躍したスイスの彫刻家アルベルト・ジャコメッティのブロンズ像も1億4128万5000ドル、日本円でおよそ169億円と、彫刻としては史上最高額で落札されました。