「ネット動画のラテ欄を目指す」 朝日新聞社、動画集約サイトを開設

2015年05月12日 掲載販促会議 編集部

朝日新聞社は11日、YouTubeなどが配信するインターネット動画を集めて紹介するWebサイト「eeny(イーニー)」をオープンした。提携する動画サイトはYouTubeのほか、ニコニコ動画やニコニコ生放送、Ustream、ディー・エヌ・エーのリアルタイム動画配信サイト「SHOWROOM」。サイバーエージェント子会社アメスタの「AmebaStudio」も加わる予定。提携サイトは今後も増やす。

動画は、インターネット上での話題の高まりなどを元に自動で収集する仕組みを用意した。「新聞紙面上のラジオ・テレビ欄(ラテ欄)のように、ネット動画でも番組表をつくりたいと考えた」(朝日新聞社デジタル営業センター)という。利用者の行動や属性に応じて、紹介する動画が変わる「おすすめ機能」も用意した。

紹介する動画の著作権が守られているかどうかは、配信各社に委ねる。配信元が非公開にすれば、イーニー上でも視聴できなくなる。

当面は、ディスプレー広告から収益を得る。広告枠は、パソコン版は動画詳細ページに2カ所、スマートフォン版はトップページに3カ所と、詳細ページに2カ所。今後は、オリジナルの広告商品を用意し、事業化につなげる。


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