結婚式や二次会のお誘いが多くなるこのシーズン。おめでたいイベントではあるものの、数が重なると出費もかさむので、本音を言えば少々面倒に感じる人も多いのではないでしょうか。
しかし、そんな二次会も「コストパフォーマンスに優れた異性との出会いの場」と捉えれば、ものすごく楽しめる場になるのです。
そこでナンパ師のなべおつが、結婚式の二次会を”出会いの場”として楽しみ尽くす方法をご紹介します!
大して親密じゃない人の二次会の方が出会いを作りやすい
「親友の二次会なら行きたいけど、大して仲良くない人のは行きたくない」と思う人は多いでしょうが、これはその通りで、大して親密じゃない人の二次会のほうが出会いを作りやすいのです。
学生時代の部活、サークル、ゼミなど一緒につるむグループがあると、顔見知りが多くて単独行動が取りづらいし、下心満載でがっつく姿を見られるとドン引きされる可能性が高いのは言うまでもありません。
事実、私はサークル時代の友人の結婚式でみんなの輪から外れて初対面の女の子をナンパした結果、友人からドン引きされました(笑)。
だからこそ、新しい出会いを求めるのならば、そこまで仲良くない人の二次会こそ積極的に参加するべきなのです。
では、結婚式の二次会がいかに出会いの場として優れているのかをご説明しましょう。
初対面でも、共通の友人がいるので会話しやすい
二次会の参加者に完全なる他人はいません。単純計算で半分以上は共通の友だちがいるわけですし、仮に自分は新郎側しか知らず、相手は新婦側しか知らなかったとしても、全員が「その日の主役のダチ」であることに間違いはありません。
共通点があるということは、会話のきっかけをつかみやすいということ。共通の知人のいないパーティやイベントに比べて、声をかけやすいのは想像に難くないでしょう。
しかも、お祝いのために大勢の友人が一堂に会する華やかな空間においては、見知らぬ人から声をかけられることへの抵抗感はかなり薄まっています。話しかけても、嫌悪感を持たれたり無視されることはほとんどありません。
では、具体的にどのように声をかければよいのでしょうか。
CASE.1 料理やお酒を取りに行くときに話しかける
多くの二次会は、ビュッフェスタイルを取り入れています。ここは自分にとっても相手にとっても単独行動が取りやすい場所。群れから離れて食事を取りに来たタイミングで、さりげなく話しかけてみましょう。
「この料理めちゃめちゃ美味しいですよ! ドレスが汚れるといけないので、私が取り分けて差し上げますね!」
ドレスを着ている女性からすると、汚れる可能性のある作業は極力避けたいはず。美味しい料理を勧めつつ、自分が取り分ける理由付けをしてあげると、受け入れてもらいやすくなります。
「お姉さん、そのお酒なんですか?(あ、じゃあ僕も同じもの頼んでみます!)」
並んでる間のスモールトークのようなノリで、さりげなく聞いてみましょう。「いつもビールしか飲まないんだけど、お姉さんの飲んでるお酒が美味しそうだったから気になって思わず聞いてしまいました」という雰囲気で話しかければ、無視されることはありません。
「今日は新郎新婦どちらのお祝いで来られたんですか??」
もしどちらも新郎側(あるいは新婦側)のお祝いで来てるのだとしたら、一気に距離が縮めやすくなります。自分が社会人からの友だちなら、「あいつ、大学時代はどんなキャラクターだったんですか?」なんて自分の知らない一面を聞くだけで、簡単に会話を盛り上げることができます。
CASE.2 ゲーム中、1人でいる人を救いに行く
主催者がゲームを企画してくれている場合、チーム全員が内輪にならないようメンバーの振り分けがなされることが多いです。
しかし、一緒に行く予定だった友だちにドタキャンされて一人で来た子や、少人数で来たため全員別のチームに振り分けられてしまうということは意外とあります。
そうした子は隅の方で気まずそうにしていることが多いので、あなたが救いに行ってあげましょう。
「もしかして、このチームに知り合いがいない感じですか??(僕もなんです)」
1人でいる相手に気を遣って声をかけてあげると、喜んでくれる場合が多いです。
これは、「ただしイケメンに限」りません。チーム戦のゲームでずっと1人でいる居心地の悪さを考えれば、少しでも払拭してくれる人はむしろ救世主。相手のためになると考えて、気軽に声をかけてみましょう。
その際、自分も1人だということを伝えると、仲間意識が芽生えてより受け入れてもらいやすくなります。
「僕、結婚式の二次会あまり来たことないんですけど、こういうゲームって定番なんですか?」
いきなり「お仕事は何をしてるんですか?」とか「休日は何をしてるんですか?」といった踏み込んだ質問をすると、ただのナンパ男と見られて迷惑がられる可能性があるので、ライトな質問から入っていくことのがポイントです。
もちろん、この話題の振り方なら相手が1人じゃなくてもアプローチ可能です。
「デザートもう召し上がりました?(まだだったら僕とってきますよ!)」
ゲームは待ち時間があったりするので、その時の会話が続かない場合はこの手を使いましょう。デザートは参加者が気づかぬ間に用意されていたりするので、この提案をすると喜んでもらえることが多いです。
また、一緒にデザートを食べながらであれば「普段お友だちとスイーツ食べに行ったりします?」のようにプライベートな話にも自然と繋げていくことができます。
CASE.3 お開き後、出口までの列の中で話しかける
会が終わると、出口で新郎新婦が挨拶しながらお土産を配るパターンが多いです。そして必ずといっていいほど長蛇の列ができます。
ビュッフェコーナーやゲーム中に意中の人が見つかったら、あえて自分のグループから外れてその人のそばに並んでみましょう。
連れの友人がいても、後で「人ごみにまぎれてはぐれちゃった」と言い訳すれば問題ありません。ストーカーのように付いてきたと思われると逆効果なので、偶然を装った風で話しかけることがポイントです。
「あ! さっきゲームで同じチームだった方じゃないですか!」
ゲーム中に連絡先交換まで行き着かなかったけど諦めきれない場合は、この切り口で声をかけましょう。「1人で気まずかったところを助けてくれた人」という印象を持ってもらえていれば、敬遠されることはないでしょう。
「あれ? さっきゲームで景品もらっていた方じゃないですか!?」
一切絡みがなかったとしても、ゲームで勝って景品をもらっていた人なら「二次会の主役」のような扱いで褒め称えてあげると違和感なく会話を始められます。
もし本当はもらっていた人じゃないと分かっていても、勘違いして話しかけるパターンも攻め手としてはありです。お互いお酒も入っているので、ノリよくとってもらえるかもしれません。
連絡先はどうやって交換する?
こうしたナチュラルな会話の中で相手との距離を縮められれば、連絡先を交換するのも難しくありません。
タイミングとしては「別の日に遊びにいく提案をしたとき」か「お別れのタイミング」のいずれかです。
前者は、例えばスイーツの話題を振ったときに相手の反応がよければ「実は◯◯に美味しいパンケーキのお店があるんですけど、今度一緒に行きません?」のように切り出して、ノッてくれたら「じゃあ、連絡先交換しておきましょう!」という流れにもっていきます。
後者は、例えばゲームが終了して元いたグループに戻ってしまうタイミングや、会が終わって帰ろうとしているタイミングに、「せっかくここまで仲良くなったので、念のため連絡先交換しときましょっか! 今日限り二度と会えないって、ちょっと寂しいじゃないですか」のように切り出します。
今は「連絡先」といっても電話番号、メールアドレス、LINE、Facebookなど多彩なので、交換を了承いただけたら「何がいいですか?」とサラッと聞いてみてもよいでしょう。
「LINEはいいけどFacebookは教えたくない」のように、人によって好みが異なることがあるからです。
まとめ
二次会において、節操なくいろんな女性に話しかけて場を荒らすのは論外ですが、マナーを守ってコミュニケーションを図る分には全く問題ありません。むしろ、主催者側もそれを望んでいることの方が多いですから、遠慮せず出会いを求めて声をかけていきましょう。
実は参加してる女性たちも、少なからず新しい出会いを期待しているものです。せっかくオシャレして参加したハレの場ですから、いつもと同じメンバーでつるんでるよりも、新しい出会いがあった方が楽しいというのは男女同様なのです。
二次会の場合、数千円〜1万円程度の出費で新しい異性との出会いが得られ、しかも友人からの誘いを断って義理を欠くこともなくなるため、非常にコストパフォーマンスに優れたイベントと言えるでしょう。