世に数多あるKISSのハウツー。でも、これはかなり新しい!
男性ブロガーRyan Frederickさんが、夫婦で運営している情報サイト「FIERCE MARRIAGE」に、自身の体験談を交えて「キスは回数よりも15秒という時間にこだわるべき」と唱えています。
これはボクの人生を変えたといっても過言ではない、ある出会いに始まる。ある日、教会でTimと名乗る老紳士に出会った。30年以上奥さんと共に連れ添い、いろんな苦楽を共にしてきたそうで、いわば結婚生活のベテランだった。ボクは、幸せそうなカップルに出会ったとき、自分の習慣ともなっているこの質問をTimにしてみたんだ。「結婚生活を維持する秘訣は何ですか?」と。すると、まったくもって意外な答えが返ってきた。
「そうねえ。強いて挙げるなら、15秒のキスかな」。
ボクは一瞬、耳を疑った。それから、どういう意味か尋ねてみたらTimはこう言ったんだ。
「妻と私は毎日、15秒間キスをするようにしている。愛情がこもっていないキスには長すぎるしね。否が応にも心と心を十分に通わせないといけない。短過ぎても長過ぎてもダメさ。この15秒っていうのがポイントなんだ」。
Timの話にボクは衝撃が走った気がした。今まで自分がブログの中で綴ってきた、結婚生活を充実させるためのメソッドに、まったく新しい視点が加わった瞬間だったから。
早速、妻のSelenaと共に15秒間のキスを実践してみた。そして続けていくうちにボクが気づいた5つのコト。
01.
キスのためだけの15秒は
とっても長く感じるもの
15秒という時間は言うまでもなく短いもの。仕事や家事に育児においては、あっという間の出来事だ。息を止めてだっていられる長さ。 ところがキスとなると話は別。15秒はかなり長いもの。もちろん、ただキスしてればいいってものじゃない。しっかりと相手をイメージし、彼女の存在を唇に意識しながらキスし続ける。本当に長く感じるはずさ。
02.
意識して心を通わす必要がある
Timの言う通り、キスという親密な好意を15秒も継続すれば、否が応にも心が通じてしまうもの。例えば、なにか隠し事や嘘をついていたするなら、このキスの最中、相手にバレてしまうかもしれない。そう思えるほどに心がつながり合う瞬間だ。逆に、心の通わない関係なら、15秒なんて絶対に続かないはず。
03.
改めて気づく存在の大きさ
唇を触れ合わせ、互いの吐息を肌で感じ合う。そんなキスを通して、相手が自分にとってどんな存在かを再認識できるはず。 長く共に生活を続けていくうちに、私たちは恋人や伴侶のことをいつの間にかルームメイトやカジュアルなパートナーと認識してしまいがち。でも長いキスを重ねることで、相手は自分が出会って恋に落ちて一緒になった、たった1人の人間であることを再認識できるはずだ。
04.
愛を増幅させる麻薬的役割にも!
キスを続けると気分が昂揚してくる。いわば、止めようにも止められない愛という名の麻薬みたいなもの。「ゲートウェイ・ドラッグ」さ!
05.
高揚感は日々の活力の源に
Reference : Ahmed Sinan
15秒のキスをした後は、幸せな気分と高揚感で満たされるはず。言ってみればアドレナリンが放出されたときのような、あの興奮に浸れるんだ。きっとあなたも、15秒間のキスが日々のエネルギーの源になるはずさ。
たしかに15秒と意識してみると長いキスと感じるでしょうね。初めのうちは頭の中で秒数をカウントすることにばかり、気が行ってしまいそう。でも、Timさんの言う心と心を通わせるのに最適な時間だっていうのは納得できる方も多いのでは。
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