アップルウオッチ:「つけ心地は悪くない」…日本でも発売

2015年04月24日

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米アップル初の腕時計型端末「アップルウオッチ」を購入し、報道陣にポーズを取る男性=東京都渋谷区のソフトバンク表参道店で2015年4月24日午前10時20分、後藤由耶撮影

 米アップル初の腕時計型端末「アップルウオッチ」が24日、日米中など9カ国・地域で同時発売された。予約済み端末の大半は自宅などに送付されており、店頭での受け渡しは一部携帯電話店や家電量販店に限られたため、恒例の大行列は見られなかった。

 国内の携帯電話会社で唯一、アップルウオッチを取り扱っているソフトバンクモバイルの直営店「ソフトバンク表参道店」(東京都渋谷区)では、午前10時の開店と同時に、並んでいた約10人が次々に製品を受け取った。渋谷区内に住むシステムエンジニア、増井雄一郎さん(39)は8万円台のステンレス製のモデルを購入。「普段、時計はしていないが、アップル製品なので購入した。少し重いが、つけ心地は悪くない。太り気味なので健康機能を活用したい」と語った。

 価格は税別4万2800~218万円。先行する他社の腕時計型端末より割高感はあるが、すでに品薄状態となっており、アップル予約サイトでは、出荷時期が6~7月のモデルが大半だ。携帯電話店などの小売店でも、すぐに手に入るモデルは少ないという。【種市房子】

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