北朝鮮、人民軍創建記念日に合わせて大規模演習を準備

陸海空軍数万人を動員…ミサイル発射の可能性も

 韓国国防部(省に相当)は20日、北朝鮮が今月25日の朝鮮人民軍創建記念日(建軍節)に合わせて「国家級」の大規模な火力の誇示やミサイル発射を行うことが予想されると発表した。国家級の火力演習は、陸・海・空軍数万人を動員し、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党第1書記が主管・視察する大規模なものだ。

 国防部は20日、国会国防委員会に提出した懸案報告資料で「北朝鮮は、西北島しょ(西海〈黄海〉沖の北方限界線〈NLL〉近くにある島々)・NLL地域でも警備艦を前進配備し、砲兵や海岸砲の射撃準備態勢を強化した」と説明した。北朝鮮は今月1日から、航空機・船舶の進入を禁ずる「航行禁止区域」を東海(日本海)海上に設定し、平壌付近の総合演習場に戦車・砲兵戦力などを集結させているという。ミサイル発射の可能性および南北艦艇間の偶発的な衝突の危険が高まっているという見方も出ている。

 また国防部は「(対北)風船を飛ばしている地域の(北朝鮮側)前線にある高射機関銃、非反衝砲(無反動砲。対戦車用の火器)、砲兵などの打撃演習が活発になっている」と発表した。これと共に北朝鮮は、豊渓里核実験場の坑道を整備し、核実験をすぐに実施できるようにしていると伝えられている。

 韓国軍の崔潤喜(チェ・ユンヒ)合同参謀本部議長は20日、京畿道東豆川の米第2師団を訪れ「北朝鮮は韓国に対する非難を続けており、NLLや接敵地域で挑発する可能性が高い現在の状況において、韓米同盟の重要性は極めて大きい」と語った。

梁昇植(ヤン・スンシク)記者
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