柳谷政人 佐藤卓史
2015年4月22日19時17分
JRと大手私鉄を対象にした朝日新聞社のアンケートでは、宝塚線事故を機に、より安全に目を向けるようになった鉄道各社の姿がうかがわれる。だが、ハード、ソフト両面で対策を講じても、それだけでは不十分だ。最近も、都心の大動脈とされる路線であわやの事故が発生。課題を浮き彫りにした。
3月28日、JR山手線(東京)を今秋から走る新型車両「E235系」がお披露目された。紙の中づり広告がなくなると話題になったが、安全性も画期的な仕組みで向上させた。
レーシングカーで車内にパイプを組んで枠を作り、ドライバーの安全を守る「ロールバー」の導入だ。製造した総合車両製作所(横浜市)によると、ロングシートの端から伸びる縦の手すりと荷棚、つり革をつるす棒を一体化し、車内を覆うようにした。外から強い力が加わっても車両の変形を抑え、乗客を守る。
朝日新聞社のアンケートには、車体を二重のアルミで造る(JR九州、西武鉄道など)▽骨組みをリング状に配置する(東急電鉄)など、各社とも宝塚線事故後、強度を高めた車両を導入していると回答した。
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