明石家さんまの会話を分析するとコーチングの基本にすべて当てはまってスゴい
大人気お笑いタレント・明石家さんまさんの話術は、近年ビジネスコミュニケーション技法として注目されている"コーチング"の基本に忠実に行われており、その結果より面白いトークができているんです。さんまさんの会話の解説と共にコーチングの基本をご紹介します。
コーチングという言葉を聞いたことがありますか?対話でコミュニケーションをより円滑にするための手法として、数年前から注目されているコミュニケーション技法です。コーチングを学ぶことは、自分のコミュニケーションに自信がなかったり周囲の人と良好な関係を築く鍵になるかもしれません。
企業や選手も実践してる"コーチング"って?
コーチングとはコミュニケーション方法を体系化し、より効率的に目標達成を促す対話技法です。元々はスポーツ界で採用され、日本では90年代後半から現在のコーチングが上陸したと言われています。
相手の話をよく聴き(傾聴)、感じたことを伝えて承認し、質問することで、自発的な行動を促すとするコミュニケーション技法
コーチングという手法はこの10年間で急激に注目されるようになりました。その理由のひとつは、世の中のめまぐるしいスピードの変化にいち早く人が対応することが求められるようになったからです。
このようなコーチングの技術を多くの企業やスポーツ選手が学び、コミュニケーション能力の向上やいつでも実力が発揮できるようなメンタリティを獲得しています。
社員のモチベーションを高めることで、業績アップに結びついた事例として、日産自動車 社長兼最高経営責任者であるカルロス・ゴーン氏の改革が挙げられます。
コーチング基本メソッド
コーチングのメソッドはいくつかありますが、最も大切な共感性をベースとし、モチベーション・質問・観察(傾聴)・提案・承認などの基本で成り立ちます。
■モチベーション-やる気を出す方法
自ら学ぶ姿勢は、目標の明確化や成功イメージを描くことで向上します。そしてモチベーション向上の結果、パフォーマンスを最大化することができます。
■質問-オープン・クローズドクエスチョンを使い分ける
質問の種類を大まかに分けると、オープン・クローズドクエスチョンの2種類に分けられます。
クローズドクエスチョンは、イエス、ノーで回答できるような答えが限定されてしまう質問です。
質問された相手が答えやすいので、まだそこまで親しくない相手にも聞きやすい質問です。
■傾聴-4種の相づちで無敵に
相づちは、相手に「話に興味がある」ことが伝わります。
オウム返し 相手の話す内容をそのまま返す
共感 相手の気持ちや立場を理解する言葉を返す
要約 相手の話をポイントを一言に絞って返す
言い換え 相手の話す内容を違う表現で返す
■提案-情報を提供
相手に、新しい視点や情報を提供することが、提案にあたります。
大事なことは,それを受けるか受けないかは,相手が決める,ということだ。
■承認-客観・主観的視点で相手を褒める
第一は「YOU」のスタンスで相手を承認するもの。「よくやった!」「やればできるじゃないか」「優秀だね」,つまり「あなたはこうだ」と相手に伝えることです。
第2のタイプは,相手が自分に対してどういう影響を与えたのかを言葉にするもの。つまり,「YOU」ではなく「I」の立場。「きみががんばっているのをみていると僕もやる気が高まるよ」「今日のきみのプレゼンは安心して見ていられたよ」
明石家さんまさんのやり取りがコーチングの基本に忠実!
ご紹介したコーチングの基本ですが、これらを自在に使いこなしているのが、トーク番組の大物司会・明石家さんまさんです。
彼はたった数分間の間に「傾聴」「承認」「質問」を繰り返す。特に「傾聴」に関してはズバ抜けた才能を持っている。その秘密は、彼の「共感性」にある。
実際のアイドルとのやりとりを例にした事例はこちら。
さんま「彼氏に、そうやって料理作ってあげるんだぁー」(クローズドクエスチョン)
ゲスト「いえ、彼氏いませんから」
さんま「え? 彼氏おらへんの? ありえへんわー。俺やったら、絶対ほっとかへんわー」(オウム返し+承認)
ゲスト「さんまさん、誰か紹介してください」
さんま「えー、どんなタイプの男性が好みなの?」(オープンクエスチョン)
ゲスト「さんまさんのような方がいいですー」
さんま「ひえー、むちゃくちゃうれしいけど、俺なんかより、○○ちゃんやったら、いい男いくらでもおるやろー」(承認)
ゲスト「そんなことないですよー。でも、面白くて優しい男性で……芸能人でない方がいいですね」
さんま「へー、○○ちゃんは、普通の人がいいんだー」(要約、言い換え)
さんま「俺が芸能人でなくて、20年若かったらなー(悔しがる)。……ってただのおっさんやろ!」(承認)
またトーク番組で放送された、さんまさんとお笑い芸人・にしおかすみこさんの会話をみても、さんまさんのトーク術がコーチングの基本に近いということが分かります。
さんま「もうなぁ、売れるまでコイツ必至やったんやぁ。西岡なんて、忍者やったり、SM、その前何やってたん・・・グループか?」(オープン&クローズドクエスチョン)
にしおか「SMの前がサンバで・・・・」
さんま「サンバっ・・・(爆笑)」(オウム返し)
にしおか「サンバの前が、お花マンていう、全身花の、、、、会ったことあるでしょ・・・?」
さんま「あったことあるでしょ・・・っ・・・(爆笑)」(オウム返し)
にしおか「フラワー星からやってきたつって・・・」
さんま「フラワー星から、、、、コリン星が流行った頃にフラワー星から・・・(爆笑)」(要約&オウム返し)
中略
さんま「え、ほえで、フラワー星が終わって、こりゃだめだと、売れないと、また違うの考えようとってことでSMになったのか?」(言い換え)
にしおか「SMはHGのパクリなんだけど」
さんま「あ!女HGなのか?あれ、要するに?!」(クローズドQ & 要約)
にしおか「そうそう」
さんま「はぇーーーーーーすごいなぁーーーーー、いろんな苦労してんねんなぁーーお前ぇーー」(共感)
にしおか「その、苦労で締めくくるのやめてもらえませんか(笑)」
さんま「かわいそう、お前、かわいそう」(言い換え&共感)
共感は、コーチングの基本中の基本。共感がなければ傾聴や質問は成り立ちません。その共感を遺憾なく発揮できるのが、明石家さんまさん。
お笑い界の第一線で多くの芸能人からトークを引き出し、笑いを作っていく明石家さんまさんのトーク術には、やはり相手をひきだすテクニックが隠れていたんですね。コーチングの基本を学んで、より魅力的な女性を目指しましょう。
CURATOR
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