ひまわり8号のサンプル画像の公開について
平成26年12月18日の初画像公開以降、ひまわり8号が試験運用中に取得した画像・動画です。それぞれの画像をクリックすると、拡大した画像・動画を見ることができます。
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新旧ひまわりの空間分解能比較

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2015年3月31日12時(日本時間)
関東地方
左:ひまわり7号の可視画像(解像度1km)
右:ひまわり8号の可視画像(解像度500m)
ひまわり8号の画像では、雲や海岸線、富士山頂の積雪がひまわり7号の画像に比べてはっきりと見えています。
[PNG形式: 140KB]
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新旧ひまわりの時間分解能比較

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2015年4月3日1時~22時(日本時間)
フルディスク(ひまわりから見える地球全体)
左:ひまわり7号の可視画像(1時間ごと)
右:ひまわり8号の可視合成カラー画像(10分ごと)
ひまわり7号では可視が1バンドのみのため白黒画像でしたが、ひまわり8号では、赤・緑・青の3バンドを合成してカラー画像を作成することができます。
さらに、ひまわり7号では1時間に一回だったフルディスク観測が、ひまわり8号では10分に一回の頻度で行うことができるため、雲の移動・盛衰などの様子をより細かに捉えることができます。
なお、地球の赤道付近を横切っていく光が見えますが、これは太陽が地球の表面に映っているものです。
[GIF形式: 40.3MB]
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2015年4月4日0時~4日9時(日本時間)
日本域
左:ひまわり7号の赤外画像(30分ごと)
右:ひまわり8号の赤外画像(2.5分ごと)
ひまわり7号ではフルディスクと北半球をあわせて日本付近を30分ごとに観測していますが、ひまわり8号では日本域を2.5分ごとに観測できるため、積雲の急な発達の監視に役立ちます。
なお、ひまわり8号の観測画像がひまわり7号の画像のようにひとつの四角い範囲に収まっていないのは、日本域観測が、北東日本と南西日本に分けて行われることと、丸い地球を観測した画像を平面に投影していることによります。
[GIF形式: 89.5MB]
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カムチャツカ半島の火山噴火

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2015年3月26日7時~26日13時(日本時間)
左:ひまわり7号の可視画像(30分ごと)
右:ひまわり8号の可視画像(2.5分ごと)
カムチャツカ半島にある火山(赤丸部分)が噴火したときの様子を捉えた画像です。
ひまわり8号では日本域以外にも任意の位置を2.5分ごとに観測することができ、ひまわり7号の30分ごとの画像に比べて、火山灰が南の方に広がっている様子が細かく見てとれます。
[GIF形式: 97.1MB]
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台風

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2015年3月31日5時30分~18時(日本時間)
ひまわり8号の可視画像(2.5分ごと)
ひまわり8号では任意の位置を2.5分ごとに設定しながら観測することもできます。台風が発生すると、台風を追跡しながら2.5分ごとに観測を行います。
画像は台風第4号の観測例で、台風の周囲で積乱雲が発達している様子や、台風の目の中で雲が渦を巻いている様子も確認することができます。
[WMV形式: 79.3MB]
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黄砂

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2015年3月22日9時~13時(日本時間)
左:ひまわり7号の可視画像(30分ごと)
右:ひまわり8号の可視合成カラー画像(10分ごと)
ひまわり7号の白黒画像では黄砂と雲を見分けることは困難でしたが、ひまわり8号の可視合成カラー画像を見ると黄海上を黄砂が南に流れていく様子がわかります。
[GIF形式: 29.9MB]
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2015年3月22日9時~13時(日本時間)
左:ひまわり7号の可視画像(30分ごと)
右:ひまわり8号の可視と近赤外の画像を加工・合成して作成した画像(10分ごと)
黄砂のような砂と雲とでは反射される光の強さが波長によって異なるという性質を利用し、様々な波長の光の観測画像を合成することにより、黄砂を目立たせて表示することができます。
右側のひまわり8号の画像では、可視と近赤外の3種類の観測画像を合成して、砂が茶色、雲が白や水色、植生が緑、海が濃い青に見えるように加工しています。黄海上を砂が南へ流れていく様子が上の可視合成カラー画像よりもはっきりとわかります。
[GIF形式: 33.7MB]
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桜島の噴火

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2015年1月23日20時~24日1時(日本時間)
左:ひまわり7号の赤外画像(30分ごと)
右:ひまわり8号の赤外画像(2.5分ごと)
ひまわり8号では日本域を2.5分ごとに観測できるため、ひまわり7号の30分ごとの画像に比べて火山灰を追跡しやすくなります。
[GIF形式: 40.6MB]
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2015年1月23日20時~24日1時(日本時間)
ひまわり8号の3種類の赤外画像を加工・合成して作成した動画(2.5分ごと)
火山灰と雲とでは反射する光の強さが波長によって異なるという性質を利用し、火山灰がピンク色に目立つように画像を加工できます。
[GIF形式: 59.3MB]
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オホーツク海の海氷

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2015年3月6日11時(日本時間)
左:ひまわり7号の可視画像
右:ひまわり8号の可視と近赤外の画像を加工・合成して作成した画像
ひまわり7号の白黒画像では雲と海氷を判別することは困難でした。ひまわり8号の画像は、雲と氷とでは反射する光の強さが波長によって異なるという性質を利用し、可視と近赤外の3種類の観測画像を合成して、雲が白、海氷が水色になるように表示することができます。この画像では、オホーツク海沿岸に海氷が分布していることがよくわかります。
[PNG形式: 1.4MB]
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