ついにドラマ化した「意識高い系」
いやはや、実に愉快だ。なぜか? 3月3日よりNHK BSプレミアムでドラマ『その男、意識高い系。』がスタートしたからだ。「意識高い系」と、それに振り回される上司、それに思わず(騙されて?)期待してしまう経営者など、日本の職場の今を描いたドラマである。
私はこのドラマに超絶、期待をしている。「意識高い系」という言葉を一躍、全国区にする可能性があるからだ。おそらくネット上では耳にしたことはあるだろうし、もはや揶揄する風潮も広まっているが、職場に、いやソーシャルメディア上にも跳梁跋扈する彼ら彼女たちは、実は今、そこにある問題である。私自身も学生団体主催のイベントや、就活の合同説明会での講演会、パーティーなどで、多くの「意識高い系」に遭遇してきた。
あらためて説明すると、「意識高い系」とは、簡単に言うならば、向上心は高く、そうした言動も目立つが、何か空回りしていて、実力・行動・結果が伴わず、しかもそれに気づいていない人達である。「なりたい自分」難民、人生の遭難者と言ってもいい。より具体的には、次のような特徴がある。
SNS、交流会、ビジネス書……「意識高い系」の特徴とは
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