2015年4月13日02時20分
自民でも民主でもない第三極として有権者の期待を受けながら、昨年11月に結党から5年で解党したみんなの党。党を立ち上げた渡辺喜美元代表(63)の地元、栃木県議選(定数50)では、看板を失った現職7人が無所属で挑み、4人が当選した。
渡辺元代表のおいの妻、渡辺幸子氏(32)は「(元代表の父)渡辺美智雄の『奉仕の精神』を引き継ぐ」と亡き元副総理を前面に出し、再選を果たした。
結党後初だった4年前の県議選では、新顔8人を含む13議席を獲得し、最大会派の自民党に次ぐ勢力を占めた。しかし、この4年間で6人が離脱し、会派は今期限りで解散。渡辺元代表は今回、表立った動きを見せず、後ろ盾のない選挙戦を強いられた。
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