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北岡氏 首相談話で「文言違うのは当然」4月10日 18時20分
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安倍総理大臣が戦後70年のことし発表する「総理大臣談話」の策定に向けて設置された有識者懇談会の北岡座長代理は、シンポジウムで、「総理大臣談話」について「平和な時代が70年続き、言うことが多少違ってくるのは当然だ」と述べました。
この中で北岡座長代理は、安倍総理大臣が戦後70年のことし発表する「総理大臣談話」について、「メディアは、村山談話のキーワードが入るかどうかだけに関心を持っている。『侵略』『植民地』『痛切な反省』『おわび』、それはちょっとわい小ではないか」と述べ、村山総理大臣談話の1つ1つのことばを引用することには必ずしもこだわるべきではないという考えを示しました。
そのうえで北岡氏は、「侵略については、いろんな議論がごちゃごちゃにされているが、第一に侵略の事実はあったかどうか。それを談話に書くかどうか。そして謝罪をするかどうか。これらはすべて別々だ」と述べました。
そして北岡氏は、「平和な時代が70年続き、言うことが多少違ってくるのは当然だろう。謝罪というよりは反省だ。はるか時間がたって、心から謝罪するということはそらぞらしく聞こえる。そうではなく、過去を見つめて、われわれの過ちを振り返るほうが、他人の過ちをいつまでもつついているよりは上等な態度だ」と述べました。
そのうえで北岡氏は、「侵略については、いろんな議論がごちゃごちゃにされているが、第一に侵略の事実はあったかどうか。それを談話に書くかどうか。そして謝罪をするかどうか。これらはすべて別々だ」と述べました。
そして北岡氏は、「平和な時代が70年続き、言うことが多少違ってくるのは当然だろう。謝罪というよりは反省だ。はるか時間がたって、心から謝罪するということはそらぞらしく聞こえる。そうではなく、過去を見つめて、われわれの過ちを振り返るほうが、他人の過ちをいつまでもつついているよりは上等な態度だ」と述べました。