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 6日午前11時10分ごろ、高知県・室戸岬の南約910キロの太平洋上で、海上保安庁の航空機が、中国の海洋調査船「東方紅2号」を見つけた。何らかの調査活動をしているとみて、海上保安官は無線で警告。同船はワイヤのようなのものを海中から引き揚げ、同日午後1時50分ごろに東に向かったという。

 第5管区海上保安本部によると、現場は日本の排他的経済水域(EEZ)で、中国が調査活動をする場合、日本の同意が必要だが事前に連絡はなかったという。