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広島の原爆ドーム 建設から100年4月5日 15時25分
広島市の原爆ドームが建設されて、5日でちょうど100年となりました。老朽化が進む建物の保存を進めると同時に、原爆の悲惨さを後世にどう伝え続けていくかが課題となっています。
広島市の原爆ドームは、100年前の大正4年4月5日、見本市などを開く「広島県物産陳列館」として建設されました。昭和20年8月6日に投下された原爆により、建物はドーム部分の鉄骨の骨組みと外壁の一部を残すだけとなり、平成8年には世界遺産に登録され、原爆被害を伝える象徴的な存在となっています。
5日も原爆ドーム周辺には大勢の観光客などが訪れ、写真を撮ったり建物の歴史を紹介する看板を読んだりして、原爆の悲惨さを感じ取っている様子でした。
大分市から訪れた42歳の男性は、「当時の黒いすすが今も残っていて、被害の大きさを感じました。このままの状態で残してほしい」と話していました。
原爆ドームは老朽化が目立ち、建物の保存を進めると同時に、原爆の悲惨さを後世にどう伝え続けていくかが課題となっています。
広島市は原爆の悲惨さを訴え続けるため、現在の形のまま保存する方法で耐震補強工事を行うことを決めていて、5月までに工法を決めたうえで、ことしの8月6日以降、工事を行うことにしています。
5日も原爆ドーム周辺には大勢の観光客などが訪れ、写真を撮ったり建物の歴史を紹介する看板を読んだりして、原爆の悲惨さを感じ取っている様子でした。
大分市から訪れた42歳の男性は、「当時の黒いすすが今も残っていて、被害の大きさを感じました。このままの状態で残してほしい」と話していました。
原爆ドームは老朽化が目立ち、建物の保存を進めると同時に、原爆の悲惨さを後世にどう伝え続けていくかが課題となっています。
広島市は原爆の悲惨さを訴え続けるため、現在の形のまま保存する方法で耐震補強工事を行うことを決めていて、5月までに工法を決めたうえで、ことしの8月6日以降、工事を行うことにしています。