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マレーシアでヘリ墜落 首相側近ら6人死亡
4月5日 19時52分

マレーシアの首都クアラルンプールの郊外で、ナジブ首相の首席補佐官や与党の幹部などを乗せたヘリコプターが墜落して6人全員が死亡し、ナジブ首相は、徹底的な調査を行うよう指示を出しました。
マレーシアの首都クアラルンプール郊外で、現地時間の4日午後5時ごろ、ヘリコプターが森林に墜落しました。
マレーシアの国営通信によりますと、ヘリコプターには、ナジブ首相の首席補佐官や与党の幹部で元駐米大使、それに警備担当者など6人が乗っていて、全員の死亡が確認されました。
6人は、クアラルンプールから200キロほど離れた中部パハンで開かれたナジブ首相の娘の結婚式に出席したあと、ヘリコプターでクアラルンプール近郊の町スバンに向かう途中だったということです。
マレーシアの国営通信は、目撃者の話として、墜落当時、現場周辺では激しい雨が降っていて、ヘリコプターは空中で爆発し、回転翼などが辺りに散らばったと伝えています。
この墜落を受けて、ナジブ首相は記者会見を行い、「まだ、結論を出すのは早計だ」と述べて、徹底的な調査を行うよう指示を出したことを明らかにしました。
マレーシアの民間航空局は、これまでに飛行データなどを記録したブラックボックスなどを回収していて、ヘリコプターの製造メーカーなどと協力して、墜落の原因を詳しく調べています。

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