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宗教別人口 今世紀末にはイスラム教徒最多か
4月5日 6時31分

宗教別人口 今世紀末にはイスラム教徒最多か
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世界の人口を宗教別にみると、今世紀末にはイスラム教徒がキリスト教徒を抜いて最も多くなるという予測を、アメリカの調査研究機関が発表しました。
これはアメリカの調査研究機関「ピューリサーチセンター」が、各国の人口統計などを基に今後の世界人口を宗教別に分析したものです。
それによりますと、イスラム教徒は2010年の時点で、キリスト教徒に次いで世界で2番目に多いおよそ16億人で、今後、ほかの宗教を信じる人たちに比べて著しく増加し、2050年には世界のおよそ3割の27億6000万人まで増えると予測しています。
イスラム教徒が特に増える理由として、調査研究機関はほかの宗教に比べて15歳未満の人口の割合が高いことや、出生率が高いことなどを理由に挙げています。
そのうえで、こうした傾向がそのまま続いた場合、イスラム教徒の数は2070年ごろにキリスト教徒に並ぶと予測しています。
そして、今世紀末にはキリスト教徒を追い抜き、世界で最も多いおよそ35%に達するとしています。
調査研究機関は、「今回の予測は、現在の統計が正確で今の傾向が続いた場合のもので、気候変動や政変などさまざまな出来事によって大きく変わる可能性がある」としています。

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