「多くのものは、簡素になればなるほど美しい」-23ページより
3行でわかる本の内容
お寺の庭のデザイン・設計もしている禅僧である著者が、禅の修行から学んだこと。
5章に渡り、心身ともに美しくなる秘訣を紹介。
本のタイトルにある『所作』は、立ち居振る舞い=心を映し出すものを表しています。
今回はこの本を、ミニマリストの視点でご紹介いたします。
私が注目した3つの言葉
1."半眼"は情報をカットできますから、気持ちがとても落ち着きます-46ページ
情報が多すぎると脳も心も疲れてしまいます。
それを防ぐ方法として、半眼という具体的な仕草があることに驚きました。
立っているときは畳縦一枚分、座ったときは横一枚分前に目線を落とすと良いそうです。
2.「片付け」は楽しみの後始末ではなく、次の行動のための準備-86ページ
同じ作業をするのでも、考え方ひとつで向き合い方が変わりそう。
後始末は面倒なイメージですが、準備ってワクワクします。
3.着ているものに心があらわれている-120ページ
力を抜いて過ごしたいときは着心地の良い綿のよく伸びるカットソー。
真面目さを伝えたいときはピシっとしたシャツ。
服装には自分の気分や思惑がはっきりと表れます。
ファッション=心の具現化と言えそう。
この本から取り入れたいこと
そういえば外出先で、視線の置き場に悩むことがありました。
ですので、まずは『半眼』を行おうと思います。
公共交通機関に乗ったとき、待合室で過ごすとき。
情報量を調整する方法を身に着けたいです。
この本は誰におすすめ?
- 凛とした存在感を放ちたい人
- 丁寧な暮らしがしたい人
- 長く使えるモノ選びをしたい人
この本を読んだ人におすすめの3冊
▽著者のブログが『Zen Habits』というだけあり、禅の考えに影響を受けています。
▽茶道に淡々と向き合う中で、日常に潜む美しさを1つずつ見つけていくことに感動。
▽私はこの映画で禅のことを知りました。
▽ミニマリスト情報の宝庫
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