2015年3月16日月曜日

おすすめ本ベスト15!小説偏

今まできまぐれにおすすめ本を紹介する記事を書いてきましたが、今日はちょっとまとめて紹介してみます。大人になるとなかなか小説って読まないですよね。別に読んだからといって何の役に立つということもないし、ドラマやアニメのほうが楽だし、話のネタにもなりやすいです。
でも、小説って読んでみるとやっぱり楽しいです。文字しか情報がない分、色々と想像が膨らみます。せわしない世の中ですが、ちょっと心が落ち着く気がします。

そこで今日はおすすめの小説を15冊あげてみました。ランキング形式とかではないので、順番には深い意味はありません。難易度は表現やストーリーの難しさ、ページ数などを考慮して適当につけました。
(ドラマ化・映画化されている作品も多くあげているので、どうしても読書が苦手な方は、そちらから入るのもよいかもしれません。)


1.インザプール (奥田英朗)

難易度:★

かなり変わった精神科医の先生と、そこにやってくる患者さんたちの短編集です。『インザプール』は短編のタイトルの1つで、サラリーマンが水泳中毒になっていく話が描かれています。『空中ブランコ』、『町長選挙』という続編もでていて、いずれも4~5個程度の話が収録されています。『空中ブランコ』は直木賞を受賞しています。

2.深追い (横山秀夫)

難易度:★★

ミステリー作家の横山さんの作品です。田舎の警察官たちの物語が7つ収録されている短編集です。『深追い』という短編では、事故死した男性の葬儀から話が始まります。実はこの男性の奥さんが主人公の元恋人で、二人は次第に接触が多くなります。話の最後で全てが明らかになり一つに繋がった時、スッキリします。

3.盲導犬のんのんのかたみ (志茂田景樹)

難易度:★

主人公の女の子が拾ってきたのんのんと言う犬、盲導犬になるために訓練所へ旅立ちました。その後、主人公は目が見えない病気になります。そんな主人公のもとに、盲導犬として戻ってきたのんのんの一生が描かれています。タイトルからも分かるように、のんのんが一生を終えるところまでが描かれています。少し悲しいお話です。

4.レベル7 (宮部みゆき)

難易度:★

記憶喪失の男女がマンションの一室で目覚めるところから話が始まります。そばには現金5,000万円と、血痕が。テレビでは強盗殺人のニュースが…。2人がいったい何者なのか。どうして2人揃って記憶喪失になったのか。人気作家のミステリーです。

5.砂漠 (伊坂幸太郎)

難易度:★

男3人、女2人の大学生5人組が学生生活を謳歌する物語です。男性陣は合コンに行って美人局に騙されたり、空き巣に遭遇して車にひかれたりと散々な目にあいます。5人のキャラクターが特徴的で、読んでいてたのしいです。男性陣3人はチャラい系、オタク系、ちょっと冷めてる系、女性陣はクール系と可愛い系の2人です。

6 ハッピーバースデー (青木和雄 吉富多美)

難易度:★

親子、兄妹、上司と部下、先生と生徒、障害者、いじめ問題など人間関係について書かれた本です。誕生日に『産まれてこなければよかった』といわれた主人公の女の子が、おじいちゃんの家へ行って徐々に変わっていきます。次の誕生日までの1年間が描かれた作品です。読書感想文の課題図書になることも多いので、小学生・中学生の方にもおすすめです。

7.ノルウェイの森 (村上春樹)

難易度:★★★

毎年のようにノーベル賞候補にあがる村上さんの作品です。ビートルズの『ノルウェーの森』を聴いた主人公が、高校生時代のことを思い出します。高校時代は唯一の友達と、彼が紹介してくれたガールフレンドを中心に物語が進みます。主人公は大学へ進学し、新たに別の女性と出会います。上下巻にわかれていて、内容的にも、量的にも結構ヘビーな作品です。

8.君と会えたから・・・ (喜多川泰)

難易度:★

自己啓発小説です。いわゆる自己啓発本の一種ですが、嫌味ったらしい感じではなく、高校生の男女を主人公にしたちょっと切ないエピソードになっています。具体的に明日から実践できそうな方法も紹介されています。喜多川さんはこの他にも自己啓発小説をいくつか出版されています。

9.坊ちゃん (夏目漱石)

難易度:★★

夏目漱石は比較的読みやすい純文学作家です。その中でも特に読みやすいのが坊ちゃんです。中学教師の主人公と、同僚の先生たちとの物語です。嫌味な教頭とその金魚のフンというよくドラマで見かける構図は、このころからあったようです。山嵐、野だいこ、うらなりなど、主人公が登場人物に面白いニックネームをつけます。

10.雪国 (川端康成)

難易度:★★★

『国境の長いトンネルを抜けると雪国であった』で始まる川端康成の小説です。川端康成の作品は表現が難しく、読みづらいです。国境というのは県境みたいなもので、雪国とは新潟県のことだといわれています。主人公と芸者の駒子、駒子の許婚と噂の行男、行男の恋人の葉子の人間関係を描いた作品です。

11.ガリバー旅行記 (ジョナサン・スウィフト)

難易度:★

ガリバーといえば小人の国というイメージがありますが、それは第1章です。実は全部で4章まであり、小人の国、巨人の国、空飛ぶ国、馬の国と4つの国の冒険をしています。空飛ぶ国では不死の人間に出会います。馬の国では、馬が一番えらく、人間は野蛮な種族とされています。

12.思い出のマーニー (ジョーン・ゲイル・ロビンソン)

難易度:★★

イギリス文学で、スタジオジブリによって映画化もされた作品です。映画はまだ観ていないのでなんともいえないのですが、少なくとも原作は面白いです。ちょっとかわった少女アンナが、同い年くらいのマーニーという女の子と出会って仲良くなります。最後まで読むと全てが繋がります。

13.若草物語 (ルイーザ・メイ・オルコット)

難易度:★★

タイトルの知名度ほど読まれていないのかなと思う作品です。メグ、ジョー、ベス、エイミーの4姉妹とその母親、友人などのほのぼの物語です。激しい盛り上がりなどはないですが、4姉妹のちょっとした日常が楽しめます。作者の実体験をもとに描かれた作品で、本人は次女のジョーのモデルになりました。

14.不思議の国のアリス(ルイス・キャロル)

難易度:★★

かなりシュールな名作です。子供用に短くされた物語は読んだことがあっても、前編読んだと言う方は案外少ないのではないでしょうか。ドードー鳥の話なんかは子供向け版ではあまりでてこない気がします。言葉遊びが多いので英語版を読むとより楽しめるかもしれません。

15.せかい伝記図書館

難易度:★

全36巻で、前半は世界史、後半は日本史の主要人物が1巻につき3人くらいずつ紹介されています。孔子、イエス、聖徳太子、小林一茶など様々です。子供向けに書かれた本なので、読みやすいですし、興味のある人物が登場している巻から読んでOKです。


おまけ…お礼

ついに『稀に役立つ豆知識』開設6ヶ月です。そういう意味もあって、いつも以上に気合を入れて書こうと思ったら、1冊1冊はかなりざっくりした紹介になってしまいました…。
(ネタバレを書きすぎてもダメだし、かといって帯に書いてあるようなことをブログで書いても意味ないし、なかなか難しいです。)

本当は古典とか教養本とか漫画とかカテゴリごとに10冊くらい集めてベスト50にしようと思っていたのですが、35冊くらい書いたところで挫折して、まずは小説だけ紹介するという中途半端な形になってしまいました。
(こういう緩いノリで更新してるので続けられてるんだろうなと思います。今回紹介できなかった教養本などもいつかまた紹介する予定です。)

飽きっぽいぼくが今日までブログを続けられたのは、ひとえにいつも応援してくださっている皆様のおかげです。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
(普段下までスクロールされない方も多いかと思いますが、実は記事下にひっそりとSNS共有ボタンを設置しています。どんな記事が人気になるかの参考にもさせていただいているので、気に入った記事があれば、どんどん共有していただけると嬉しいです。)


↓最後に紹介した伝記は全部そろえると結構迫力があります…。

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