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 甘利明経済再生相は13日の記者会見で、日経平均株価が12日に一時1万9000円台をつけたことについて、「あまり急ぎすぎない方がいい」と述べ、実体経済の回復を反映したペースの上昇が望ましいとの考えを示した。「しっかり株価に沿うような実体経済の回復に全力で取り組んでいく」とも話した。

 甘利氏は株価上昇を「投資家の日本経済に対する期待だ」と説明。「残されている課題、賃上げへの期待もかなり高まっている」と分析した。