散るろぐ

ひろいこころで\(^o^)/

ウォシュレットに感じる罪悪感

いらっしゃいませ。また会いましたね。あなたと恋するちるどです。

ウォシュレットがありますよね。

あのしゃわしゃわ〜と水が出るあれです。

座る位置をどうかするとけっこう奥まで入ってしまいますよね。どのくらいの深度まで洗浄すればいいのかいつも迷ってしまいます。

それに思ったより水流が強くて「あ」ってなってしまうときもあります。トイレでそんな気持ちになりたくないのにうずうずしてしまいます。

そんな自分がイヤになります。

吹き上げてくるものを受け入れてしまう自分もイヤですが、意識して拒んでしまう自分はもっとイヤです。

ウォシュレットを自然と受け入れているうちは平気なのに、ひとたびきゅっとすぼめると侵入する液体とあらがう自分という、いわば対立構造が生まれてしまいます。

だからといって弛緩するとこれ幸いとばかりに深く深く到達してしまいます。

もう終わりって自分を叱咤して「止」を押そうとすると、となりに「強」「中」「弱」の切替えボタンがあります。

初期設定が気になるんです。

この勢いは「中」だと思うけど、常識的に考えてデフォルトは「弱」なんじゃないかって。

はじめから「強」に設定するのは日本人のモノ作りの美学にかなわないから、つまりさらに強い世界があるんだって。

するとウォシュレットの「強」を試してみたい自分と、「強」を楽しんでしまうかもしれない自分に震えてしまう。ところかまわず「あ」っとなっていまうなんてゆるせない。

尊厳をふるい起こして停止するのに、今度は下から支えていた圧力が失われて、入り込んだ液体がポロロッカみたいに逆流してしまう。

ああ…


この罪悪感、なんとかしてよ。


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photo by IronRodArt - Royce Bair ("Star Shooter")