photo credit: Is so small
震災から4年目となる2015年3月11日、かつて津波で甚大な被害を受けた女川町や陸前高田市では、沢山のポータルが一度に生えたようです。
被災地でのIngress
IngressがiOSに対応する少し前の2014年5月10日には、破壊だけでなく復興の姿も見つけるために、石巻にて「Ingress Meetup in Ishinomaki」というイベントが開かれました。このイベントに向けて、現地にも多くのポータルが設置されました。Ingressを運営するNiantic Labsの川島さんは、当時のことについて以下のように書かれています。石巻でIngressのイベントを行おうとしたとき、被災地でゲームなんて、という声の上がる懸念がありました。一方で、現地からは「とにかく来てくれることが一番の支援になる。嬉しい」という声がありました。
実行して本当によかった。批判を恐れずに全国各地から参戦してくれたエージェントは見事でした。あの時、Ingressを始めた地元の若者が、今ではIngressで東北各地をつなげようとしてくれています。岩手、陸前高田や女川町、自治体の方々が自主的にIngressを活用して地域のありのままの姿や歴史をもう一度見つめようとしています。そういえば既に、今日、変化がおきているような…?
Masashi Kawashima
現在では、当サイトの「Ingressを活用している自治体一覧」を見ていただくとわかるとおり、東北では積極的にIngressを用いたイベントや企画が実行されています。つい先日も、3月22日に宮城県の女川町でIngressイベントが開催されることが発表されました(女川町観光協会)。
Satoshi Masu.
女川町では、震災以降休止していた女川駅の開業(再開)を21日に控えており、22日には「女川町復幸祭」という大きなイベントも催されます。
3月11日、被災各地にポータル生える
これらのイベントに合わせたのか、2015年3月11日には女川町や陸前高田市に沢山のポータルが生えたようです。宮城県 女川町
2015年3月12日 早朝の様子
こばこ@kobako
女川に11月に行ったときに申請したingressポータルが2つlive(portalとして認められる)、2つが他のと近すぎで認められず、2つがrejectされて返ってきてた。初submitがこの日と言うのは、なんというか、なんというかだなぁ。
2015/03/11 07:42:25
こばこ@kobako
女川のポータル追加は今日一気になされたようで、当地にはいま白ポータルが10以上ある感じ。(1枚目:俯瞰図(白は映らず)、2・3枚目:拡大図)この絵以外に雄勝側にいくつか確認。復幸祭のときに激しく動くのかな。 http://t.co/U34qRS0fEk
2015/03/11 07:50:59
岩手県 陸前高田市
2015年3月12日 早朝の様子
今年の1月末、町内の有志により発足した「たかたイングレス研究会」は、市内に数カ所しかポータルがないことから、300以上ものポータルを申請しました。それが、ちょうどこのタイミングで生えてきたというのです。
陸前高田では1月キャンプの時に申請したポータルが、次々と生えてきています。この日を狙ってLIVEしてくるとは運営の粋な計らいだと感じています。昨年秋の時点で一本松だけだったポータルが、今や数えるのに苦労するまでになりました。非常に感慨深いものがあります。
一番の課題であったインフラを整備して頂きました。
後は、みなさんと共に試行錯誤しながら、
存分にこの環境を楽しみたいと思います。
山本健太
この「ポータル申請」、非常に混雑しており、かつては数ヶ月待ちとまで言われたこともありました。しかし、Ingressを運営しているNiantic Labsは、時として「優先対応」を行うことがあります。かつて岩手県が自治体として初のIngressイベントを開催した時も、現地にポータル審査の優先対応が行われました。もしかしたら、今回も女川町や陸前高田市をある程度優先的に審査してくれたのかもしれません。
(´-`).。oO(「来てくれることが一番の支援」と言われると、行こうかどうか悩んでいる人たちも救われますね)