松阪市長:「政界引退」表明…図書館関連予算否決され
毎日新聞 2015年03月11日 23時13分(最終更新 03月11日 23時47分)
三重県松阪市議会は11日、市立図書館増改築事業を民間の資本とノウハウを活用するPFI方式で進めるための関連予算案を否決した。否決は昨年9月と12月に続く3度目。12月の否決後に辞職の意向を表明していた山中光茂(みつしげ)市長(39)は、この日の否決を受け記者会見し「6月議会終了後に辞職する。市長を辞する時が政治の世界から身を引く時と決めていた」と述べ、辞職後の出直し選挙への立候補を否定、政界を引退する考えを示した。
新年度の重要事業の予算執行を見届けるとして、6月議会終了後、9月議会が始まるまでに辞職するとしている。辞職後は「一市民に戻り、政治とは関係のない、人の痛みに寄り添う仕事をする」と述べた。
山中市長は「真剣な議論を求めたが、全く行われなかった。極めて無責任で残念」と市議会を批判した。【橋本明】